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Digital Transformation あたらしい変革のチカラ

賢くSaaSクラウドプロバイダを選びましょう

単なるITシステムやアプリケーションの刷新で、簡単に企業経営にもDigital Transformationが起こると思っていませんか? クラウドを導入しただけで安易に変革が起こせるわけではないのです。本当の Digital Transformationを追い求める企業が必ずチェックしておきたいポイントを紹介します。

クラウド選びは慎重に」に引き続き、クラウドプロバイダ選びについてのポイントです。

どのSaaSクラウドプロバイダ?

クラウドを導入して企業経営を刷新し、ライバルに差を付ける!・・・・・・では、どのプロバイダにします? インターネットで調べても、さまざまな形態と規模のSaaSクラウドプロバイダが「自分たちに任せれば、すべて解決!」と宣伝しています。さて・・・・・・。

新しいアイディアとアプリケーションが売り物の新規参入プロバイダ。ちょっと面白そうですが、ビジネスを任せるのはどうでしょう。もしかすると、あなたの会社の貴重なデータがどこか遠くのガレージに格納されているかも。ガレージはちょっと極端かも知れませんが、データのセキュリティが少々心配です。

一方、大手プロバイダは、サービス提供が主に調達や人事のアプリケーションに限られています。もちろん、ほかのアプリケーションのサービス提供も将来のプランとして発表している(あるいは「これから」する)でしょう。

でも、その「将来」とは、いつ?

時代遅れのSaaSクラウドプロバイダ

SaaS登場当初からの第1世代のSaaSクラウドプロバイダは、現在においてはそのサービス提供スタイルが最新のものに合っているとは言えません。近代化が長く遅れているのです。たとえば、顧客の会社の規模の大小に関わりなく、すべての顧客に、すべて同じアプリケーションを提供しています。このやり方でプロバイダのコストは削減できます。なぜなら、彼らは長年同じ「古い」クラウドのままで売上げをあげられるのですから。

この、洋服の「フリー・サイズ」の様な「古いクラウド」の考え方では、必然的に顧客の選択肢が少なくなります。たとえば、第1世代のSaaSプロバイダがいきなり「アップグレードしてください」と要求してきても、従わざるを得ません。たとえば、あなた会社のデータが他のいろいろなユーザーのデータと一緒に1つのデータベースに格納されていても、安全と言えるでしょうか? たとえば、データを国内に保持する必要があるとしたら? それが気に入らないとしても、ほかの選択肢は??

また、SaaSクラウドプロバイダのビジネス・プロセスの品揃えはどうでしょうか? ERPアプリケーションとHCM(人事管理)アプリケーションやCRM(顧客関係管理)アプリケーションとでデータのやり取りをしたいとしたら、組み込むにせよ、別のプロバイダに頼むにせよ、貴重な時間がムダになり、高い統合コストに悩まされます。

ビジネスに最適なSaaSクラウドプロバイダは、どう選べば??