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Digital Transformation あたらしい変革のチカラ

中堅企業の多忙な人事をサポート 人材の採用・可視化などの課題を解決

優秀な社員が紹介する人材は優秀である確率が高い

 「仮に20~30万円のインセンティブを設定しても、採用コストは大幅に削減されます。当社の場合、社員紹介またはWeb経由で2人程度を採用できれば、クラウド導入に伴う投資を回収することができます」と和田氏。3人目から、採用コスト削減分はそのまま利益に上乗せされることになる。「今導入を検討されている企業様では、1割程度がWeb経由になれば費用対効果はあると考えています」。

 社員紹介のメリットはほかにもあると和田氏は言う。「優秀な社員が紹介する人は、優秀である確率が高いのです。また、紹介を受けて面接に訪れた人も、知人である社員を通じて当社の事業やカルチャーなどをある程度理解しているはずです」。つまり、社員紹介は優秀ではない人材を採用するリスク、会社と個人の相性のミスマッチといった問題を最小化するためにも有効ということ。長期的に見ると、これらの観点はコスト以上に重要かもしれない。

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Oracle Talent Acquisition Cloud for Midsize の履歴書確認機能の画面例
複数の候補者を選択して画面上で比較するといったことも可能
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Oracle Talent Acquisition Cloud for Midsize のレポート機能の画面例
採用業務分析に必要なレポートを標準で用意している

 もう一つ、人事部門の負荷低減に向けた効果も大きいようだ。中堅企業の人事部門は様々な業務を並行してこなさなければならず、多忙なことが多い。クラウドで業務負荷を減らすことで、より付加価値の高い業務に集中できる。

 「人事部門の業務効率化は、当社にとっても大きな課題。Oracle Talent Acquisition Cloud for Midsize の導入を前提に、人事部門の人員を減らして他部門へのシフトを進めています」と和田氏は話す。「当社では人材採用などに関わる業務をExcelで管理しています。システム化されているわけではありません。それが業務を煩雑化させていた面も大きい。おそらく、多くの中堅企業は当社と同じような悩みを抱えていると思います」(和田氏)。

 NTCはまずリクルーティンングの領域でOracle Talent Acquisition Cloud for Midsize を使いこなすとともに、オラクルのパートナーとして多くの顧客に提供しようと考えている。

 「当社自身で活用するにせよ、お客様に提案するにせよ、クラウドのメリットは大きな魅力です。1、2カ月程度で短期導入できるほか、初期コストや運用コストを大きく抑えられます。また、オラクル側でインフラや機能のアップグレードしてくれるので、ユーザー側にはメンテナンスの手間もかかりません」と和田氏。既に、いくつかの中堅企業との間で導入に向けた話を進めているという。

海外における人事の課題にも対応

 NTCに引き合いのあった中堅企業の1社は、海外を視野に入れてOracle Talent Acquisition Cloud for Midsize を検討中だという。「そのお客様は、海外人材のリクルーティングにグローバルで活用できるクラウドを活用したいと考えています。オラクルのクラウドは多くの海外企業にも導入されています。日本の中堅企業の間でも、こうしたニーズは今後さらに増えるのではないでしょうか」(和田氏)。

 Oracle Talent Acquisition Cloud for Midsize は41カ国で4000社に活用されている。中堅企業向けの人事クラウドサービスとして大きなシェアを持つ。マルチ言語に対応しているだけでなく、ローカルな人事規制をサポートしている。雇用に関する制度、習慣は国や地域ごとの違いが大きく、それを知らなかったために大きなトラブルを招いてしまうケースが少なくない。特に、人事部門のリソースが限られている中堅企業には注意が必要だ。この点でも、細かな制度の違いをシステム面からサポートするOracle Talent Acquisition Cloud for Midsize の価値は大きい。

 海外での人材採用、あるいは海外拠点の人材の可視化を進めようとする中堅企業の間でも、オラクルの中堅企業向けクラウドソリューションに対する期待は高まっている。

 オラクルの中堅企業向け人事ソリューションには、リクルーティングだけでなくタレントマネジメント(人材配置、評価、育成計画の策定など)の「Oracle Talent Management Cloud for Midsize」もある。「どんなスキルを持つ人材が、どこにどれだけいるのか分からない」という課題を持つ中堅企業は多く、人材を可視化するタレントマネジメントに関心を持つユーザーは少なくない。「Oracle Talent Management Cloud for Midsize には、クラウドに集めたデータと他システムのデータを組み合わせて分析する機能も充実しています」と和田氏は長所を説明する。

 このクラウドソリューションの導入と活用を支援するサービスを提供することにより、NTCは人事の高度化または戦略人事への脱皮を目指す企業をサポートしている。

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