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Digital Transformation あたらしい変革のチカラ

 12月17日(土)、オラクル青山センターにおいて、「Girls In Tech Japan」の東京ローンチイベントが行われた。世界63支部50万人以上の会員からなる注目のNPO組織が日本で活動を開始するということもあり、当日は中学生を含む100名以上が参加。Girls in Techのポーラント支部代表のスピーチ、日本国内の大手企業に勤務する女性技術者、起業家などを招いてのパネルディスカッションや分科会が行われた。女性起業家と技術系女性を支援する活動がいよいよ本格化する。

Girls in Tech Japan
「Girls in Tech Japan」は、2007年にサンフランシスコで設立された女性起業家や女性技術者のキャリア形成を支援する非営利組織「Girls In Tech」の日本支部であり、「日本経済をけん引する技術系女性の輩出」を目標に掲げ、技術系、起業家、技術に興味を持つ女性のためのプラットフォームを提供し、教育や技術分野の活動を推進する。

イノベーションを牽引する女性リーダーを育成する

 日本オラクルでは、少子高齢化を日本の深刻な社会課題のひとつと捉え、「子どもの教育」と「職場のダイバーシティ&インクルージョン」の2つにフォーカスして社会貢献活動に積極的に取り組んでいる。特に「職場のダイバーシティ&インクルージョン」を推進することがイノベーションを生み出すという信念の下、さまざまなプログラムを社内外で推進しており、その一つが社内の多様性を推進するOracle Women’s Leadership(OWL)だ。

 OWLは「ともに成長するイノベーティブな職場であるために、現在および未来のオラクルの女性リーダーを成長させ、巻き込み、活力を与える活動を行う」ことを目標に、2006年に米国で、2011年に日本ではじまったコミュニティである。単に女性に優しい会社にするということではなく、働きたいという意志を持つ女性がその能力をいかんなく発揮できるような環境を作ることを目的としている。自らの意志のもとで参加したメンバーは、スキルアップ、キャリア構築、ネットワーキングなど、さまざまな機会を提供するイベントを企画・運営している。最近は、他社との勉強会の共催、女子大学生とのセミナー開催など、会社の枠を越えた活動も積極的に進めている。

女性技術者をもっと増やしたい

 社内で女性リーダーを育成・支援する一方で、そもそも技術職に従事する女性の比率が低いという現状を打破する必要性も感じていた。ITに限らず、科学技術分野で働く女性技術者はまだまだ少ない。働く女性技術者の比率を増やすには、理系の女子学生を増やすことが不可欠であり、そのためには中学校、高校での理系分野への進路選択を支援する対策も必要である。中学生や高校生に、理系分野は面白いと感じてもらわなければ、大学に進学する数も増えないし、ましてや社会人が増えるわけがない。これは日本に限った問題ではない。

 オラクルは若い世代にコンピュータ・サイエンスを始めとするテクノロジーをもっと身近に感じてもらえるように、世界中でさまざまなプロジェクトを展開している。たとえば、アメリカでは、米政府が主導する世界中の若い女子学生の学校教育支援イニシアティブ「Let Girls Learn」のサポートを表明している。その一環としてオラクルは、従来のコンピュータ・サイエンス教育に対する2億ドルのコミットメントに加え、STEM(Science, Technology, Engineering, Mathematics)教育関連に、新たに300万ドルを投資することを発表した。(プレスリリース)

 日本オラクルでは「VISION 2020」を掲げ、2020年までに日本市場においてNo.1 クラウドカンパニーになることと、「The Most Admired Company in the Industry」」、すなわち、業界でもっとも敬愛され、称賛される企業になることを目指している。この事業の方向性にあわせる形で社会貢献活動も推進しており、2016年には、前述の「子どもの教育」と「職場のダイバーシティ&インクルージョン」を支援する国内の5つの非営利団体への寄付を実施した。

 テクノロジー分野で若手女性の活躍を支援しようというGirls In Tech Japanの活動は、女性の活躍を支援することと若い世代のSTEM教育を推進するオラクルの方向性に合致するといえよう。