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訪日客対応の言語数をどう増やす?

◆SDLジャパン
限られた予算で訪日客対応の言語数をどう増やす?
「SDL WorldServer」を活用し翻訳管理を自動化、コストも削減

 訪日外国人が多国籍化、多言語化するなか、ウェブサイトにおいても効率的な多言語対応が求められている。SDLは世界最大級の多言語化サービス・テクノロジー企業として、多言語対応の豊富なノウハウを持ち、国内外の多くの企業や政府機関のグローバル化とインバウンド対応を長年支援してきた。

 SDLジャパンのランゲージ&コンテンツ管理ソリューション セールスディレクターである伊藤研一氏は7月20日、展示会・セミナー「インバウンド・ジャパン2016」で、「限られた予算で言語数を増やせ!? デジタル時代の多言語対応のすゝめ」をテーマに講演した。

グローバル企業のサイトは30言語への対応が必要とも

SDLジャパン株式会社
ランゲージ ソリューション部
ランゲージ テクノロジー エンタープライズ
セールスディレクター
伊藤 研一氏

 「訪日外国人客の国籍比や国籍別消費率をみると、中国本土や韓国、台湾、香港、タイなど、アジア系の国や地域が多く占めるようになっています。当社に多言語展開の支援を求めるお客様も、以前はヨーロッパ系の言語対応が多かったのですが、ここ2年ほどの大きなトレンドとしては、やはりアジア系の言語対応が増えています」と伊藤氏は語る。

 ネットにおける多言語対応はますます重要になっている。現在、ネット人口の80%にリーチするには、約20言語が必要とされる。ネット人口の中での英語人口は25%に過ぎず、ネットのトラフィックの70%が英語を話さない人々によるものだ。また、ネット人口の75%は自国語のサイトでほとんどの時間を消費する。

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 グローバルトップ企業のウェブサイトで扱われる言語数は、年々増えており2016年現在、平均30言語となっている。日本企業で30言語程度対応しているところはまだ少ないものの、日本でも多言語対応は増えている。

 「多言語対応するにはコストがかかると悩むお客様が多い。しかし、限られた予算の中でも、言語数を増やしているお客様は確実にいます。なお、コスト削減のために機械翻訳を利用するのは、少なくともインバウンド対応においては解になりません。インバウンド対応では、マーケティング的な言語表現が求められるため、機械翻訳だけでは対応しきれないからです。当社のお客様も、1回は機械翻訳を試したがまったくダメなので、他のソリューションを探して当社にたどり着いたケースが多く見られます」(伊藤氏)

「SDL WorldServer」で翻訳業務を自動化、コストを40%削減も

 コストだけでなく、手間の面でもコンテンツの多言語化には問題が多い。一般的に翻訳においては、翻訳会社とのやり取り、チェック作業など35のステップがあると言われている。それが言語ごとに必要になる。

 「当社では統合モデルというものを推奨しています。一度翻訳したら、それを再利用できるような形で翻訳コンテンツを管理していきます(「翻訳メモリ」)。そのうえで、WebCMSを翻訳管理ソリューションとうまくつないで、翻訳コンテンツがウェブサイトに反映されていくようなシステムを構築します。この統合モデルでは、翻訳のステップが35から6にまで減ります」(伊藤氏)

 具体的にはSDLの翻訳管理ソリューションである「SDL WorldServer」を活用する。同製品は、翻訳業務を自動化・一元化するもので、日本でのシェアは9割以上。翻訳業界におけるデファクトスタンダードの業務プラットフォームになっている。

 「SDL WorldServer」は翻訳コストの引き下げも実現する。従来、単純なワード数・文字数で一律に課金されていた翻訳コストについて、「翻訳メモリとのマッチ率」を把握することで「支出すべき正確な額」を算出。翻訳作業の重複を効率的に省くことで、翻訳発注量を減らし、翻訳コストの30~40%を圧縮することができ、さらに翻訳の品質も一定に保つことができるようになる。

「SDL WorldServer」と「SDLWeb」で多言語化課題の解決に貢献

 また、「SDL WorldServer」は、SDLが提供する多言語サイト特化型WebCMS「SDL Web」をはじめ、SDL製・他社製を問わず様々な製品と連携させることが可能だ。「SDL WorldServer」を「SDL Web」と連携させることで、翻訳管理から多言語サイト更新までを自動化した統合モデルが実現される。

 「SDL Web」は、一貫性のある自動更新によってコンテンツの再利用を実現している点が特徴となっている。一般的な製品では、一度多言語サイトを作った後、各言語サイトをコピー&ペーストによって手動更新することで手間が毎回発生し、言語によって更新頻度などにばらつきが出て情報の差異が発生しやすくなる。一方、「SDL Web」では、コンテンツをコンポーネント化し、言語はもちろんのこと、デバイス(PC、モバイル)も超えて自動更新することができる。

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 「限られた予算で言語数を増やすには、機械翻訳ではなく、業務効率向上やコスト削減できるテクノロジによって品質と一貫性を担保することが必要です。当社は『SDL WorldServer』や『SDLWeb』といったサービスにより、世界の旅行業界およびインバウンドビジネスにおける多言語の課題解決に今後も貢献していきます」(伊藤氏)

お問い合わせ
  • SDLジャパン株式会社

    〒153-0051 東京都目黒区上目黒2-1-1 中目黒GTタワー4F

    URL:http://www.sdl.com/jp/

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