Windows 7のサポート切れまで残り3年

Windows 10への移行に向けて今、何をすべきか

あなたの認識、間違っていませんか? Windows 7のサポート切れまで「まだ3年」ではなく「もう3年」

実は大手企業の9割がWindows 10への移行に着手している

Windows 10のリリースから約1年半が経過しました。個人と異なり、法人ユーザーはOSの更新に慎重になるのですが、Windows 10への移行は進んでいるのでしょうか。

三上

大企業を中心として、順調に移行が進みつつあります。私たちの調査では、大手のお客様では約9割が移行に向けての検証作業を実施しています。

新しいソフトウエアやサービスの導入に慎重な金融機関のお客様でも、移行が進みつつあります。例えば、三井住友銀行や北國銀行がWindows 10への全面移行を始めています。

ただ、多くの企業では「ついこのあいだ、苦労してWindows 7に移行したばかりなのに……」というのが本音だと思います。

三上

確かに、Windows XPからWindows 7への移行の際には、特に、Windows XPの延長サポート終了直前に大量のデバイスのOSを一気に移行したお客様において、大変なご苦労をなさったとお聞きしています。

これに関しては、私たちの情報の伝え方が十分でなかったという反省があります。ですからWindows 10では、スムーズに移行していただけるように、さまざまな情報やサービスを提供していきたいと考えています。

今Windows 10に刷新するからこそ享受できるメリット

Windows 10がリリースされた直後には、アプリケーションやデバイスドライバーとの互換性が問題になったケースもありましたが、もう改善されたのでしょうか。

三上

Windows 10 は互換性を強く意識して開発がされており、その向上に関する取り組みは継続されています。現在では、ほとんどのアプリケーションが動作をしています。

加えて、より詳細な互換性情報の提供も強化しています。例えば、「Ready for Windows」 というウェブサイトでは市販のアプリケーションの互換情報を確認することができます。また、「Windows Upgrade Analytics」というサービスは、実際にお客様が自社で稼働しているソフトウエアの情報を収集・分析した結果をIT管理者が閲覧することができます。

Windows 10の延長サポートが終了するのは2020年1月です。「3年もあるのだから、移行の準備を進めるのはまだ早い」と考えている企業もあるようですが。

三上

デバイスの台数やIT投資方針など、お客様ごとに状況は異なってきますが、「まだ3年ある」というよりも「もう3年しかない」と考えて取り組んだ方がよい結果につながります。実際に移行作業を実施するのは、すぐというわけでなくても、まずは検証作業を実施することが大切です。

3年間というのは意外と短いのです。例えば先日訪問したある中堅企業のお客様はWindows XPからWindows 7への移行において苦労されたとのことで、今から検証作業をスタートされていると伺いました。延長サポートの終了まで3年を切っていることやセキュリティをはじめとするメリットに鑑みても、今からWindows 10デバイスをご選択いただくほうがメリットがあると思います。

話題のサイバー攻撃にも対応したセキュリティ機能