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ワークスタイル変革をトータル支援

ワークスタイル変革の過程には、様々な困難が横たわる。変革を実践し、効果を上げるためにはいくつかのポイントに注意する必要がある。成功事例を知るとともに、本当にしたい「コト」を明確にする。また、ツールの導入に際しては運用にも考慮すべきだ。富士通は、これら3つのポイントを押さえたワークスタイル変革をトータルに支援している。体系化されたモバイルソリューションの充実も大きな特長だ。

富士通
オファリング推進本部
ワークスタイル変革オファリング統括部 オファリング企画部
シニアマネージャー
松本国一 氏

 今、ワークスタイル変革が重要な経営課題として浮上している。その有力な手段の1つがテレワークだ。ITを活用し、どこでもいつでも仕事ができる環境を整備することで、個人の仕事と生活の充実、企業の持続的な成長を実現できる。しかし、その道のりは平坦ではない。富士通の松本国一氏はこう指摘する。

 「当社は、お客様のワークスタイル変革やテレワーク実現を支援するとともに、自社内でも取り組んできました。それだけに、変革の難しさを実感しています。新しい制度が働き方や業務内容に合っていなかったり、働き方を変えたくない人を説得できなかったりと、様々な課題があります。こうした課題を一つひとつ乗り越える必要があります」。

 モバイル端末などのITを導入すれば、ワークスタイル変革やテレワーク実現が達成するという単純な問題ではない。ITはワークスタイル変革やテレワーク実現に欠かせないが、それ以外にも注意すべき点がある。松本氏は3つのポイントを挙げる。

まず「コト」を明確に

 「1つめは世の中の先行事例、成功事例を知ることです。それにより、自社における具体的なイメージを描きやすくなります。2つめは本当に実現したい『コト』を考えなければなりません。まず『コト』を明確にした上で適切な手段を検討します。3つめは導入する仕組みを考える際、運用を含めて検討することです」。

 松本氏が事例として挙げたのは広島県商工会連合会。小規模事業者にアドバイスをする経営指導員がタブレットを使いこなし、成果を上げているという。「きっかけはペーパーレス化でしたが、紙の文書を電子化するだけなら導入に至らなかったでしょう」と松本氏。

 同連合会は、電子化により、組織の価値向上を目指した。タブレットを使って事業者に迅速に情報を提供する一方、経営指導員が訪問先で得た情報を自動的に記録する仕組みを導入、日報への情報入力の7割程度を自動化した。これにより指導員の負荷を軽減でき、ノウハウの蓄積、情報の共有も図れるようになったという。

 「蓄積した情報から、特定の業界・企業の持つ課題も見えてきます。連合会にとって本当に実現したい『コト』は、現場の情報を取りまとめるモバイル基盤の導入であり、文書の電子化ではなかったのです」(松本氏)。

 では、本当に実現したい『コト』はどうしたら明確にできるのか。ワークスタイル変革に取り組む企業からは、「目指すワークスタイルを具体的に描けない」「使用目的が曖昧なまま導入したため、モバイル機器が現場で使われていない」など様々な課題が浮上する。

 この点について松本氏は、現場の意見を集約し、得られた合意から組織全体として目指すビジョンを導く必要があると強調する。ビジョンを明確にすれば、ワークスタイル変革は大きく前進する。現場の変革を現場と具現化するプロセスが極めて重要だという。

図1:働き方変革を進めるためのプロセスイメージ
[画像のクリックで拡大表示]
自社の経験を生かし顧客のビジョンを支援

 富士通は、2017年4月からワークスタイル変革を実現するため、テレワーク制度の導入に踏み出す。これに先立ち、グループ全体のコミュニケーション基盤の統一やVDI(仮想デスクトップ)の全社での活用、タブレットによる営業やプレゼンのリモート対応など、数々の変革を実践してきた。その経験と知見を生かし、顧客のビジョン策定の支援に取り組む。そのための新たな場として2016年に東京・浜松町の世界貿易センタービルに開設したのが、デジタルワークショップ空間「FUJITSU Digital Transformation Center」だ。

 なかでも、Digital Transformation Center Studioでは、顧客が本当に実現したい「コト」を富士通の専門家と一緒に検討する空間として、「事例紹介&デモンストレーション」「デジタルワークショップ」からなる2時間のプログラムを提供し、顧客が本当に実現したい「コト」をまとめる支援をする。開設から1年間で250社超が来場するほどの人気を博しているという。

 富士通は、ビジョン策定支援から変革に必要なシステムやモバイル端末まで、ワンストップで提供できるという強みがある。同社が提供するモバイルソリューションは多岐にわたる。なかでも、ひと際高い関心を集めているのが、Windowタブレットとモバイル回線、端末・コンテンツ管理などをオールインワンで提供する「Mobile Value EX Pack」だという。月額サービスなので部分的な適用や見直しも図れる。「ワークスタイル変革では、小さく始めて、効果を確認することが重要です。その効果を見せれば、経営陣からの支持を得やすくなります」(松本氏)。

図2:富士通モバイルソリューション体系図
[画像のクリックで拡大表示]

 また、799グラムという超軽量のモバイルPC、LIFEBOOK U937/Pも人気を博している。指紋・手のひら静脈センサーなどを搭載できるなど、セキュリティ機能も充実しており、現場の機動力を高め生産性向上に寄与する。

 「当社は、数多くのお客様のワークスタイル変革に取り組み、自社を含めた豊富な経験と知見を持っています。また、ワークスタイル変革を実現するために必要なワークスタイル変革関連ソリューションの充実にも力を入れています。当社の経験、知見、ソリューションをぜひご活用ください」。松本氏はこう言って講演を終えた。

富士通の主なモバイルPC/タブレット製品
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