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タブレット活用ソリューションで現場改革

タブレットの導入だけで現場の改革ができると誤解しているケースがとても多い。トップ企業のタブレット活用ソリューションの事例を数多く手掛けている日本デジタルオフィスの濵田潔氏が登壇し、現場の生産性を飛躍的に改善させるポイントについて講演を行った。同社の「do!bookII」はトヨタ自動車、清水建設などの大手企業で採用されており、これらの現場改革の実例を交えて紹介された。
日本デジタルオフィス
代表取締役
濵田潔 氏

 営業現場や建設現場などで、タブレットを使ったカタログやパンフレット、図面などを閲覧するソリューションが利用されることが多い。いずれも「まずペーパーレスから」という判断で導入されているもので、実際はほとんど利用されないと濵田氏は語る。「もちろんペーパーレスは大切ですが、営業現場にしても建設現場にしても会社の利益を生み出す大切な場所です。ペーパーレスだけが目的だと、破綻します。具体的なメリットが見えないものは使わないのが現場の考え、目に見える効果が必要です」と濵田氏は、do!bookIIを導入した企業の考えを代弁した。

トヨタは全チャネル全店舗で4万人の営業担当者が情報発信

 例えば、トヨタ自動車ではすべての販売チャネルのショウルームでdo!bookをプレゼンテーションツールとして利用しているが、カタログやビデオ、価格表などを営業担当者の工夫でプレゼン内容を編集し、カスタマイズしてプレゼン効果を最大にすることを目的にしている。これで全店4万人の営業担当者が情報発信をしているという。

 また、清水建設では建設現場への情報提供に利用しており、タブレットだけでなくすべてのデバイスで同じように閲覧できるうえ、膨大な情報もファイルサーバーと同期して自動配信される。検索は文字位置までジャンプするなど、使い勝手に優れる。他にも多くの大手企業が導入している(表)。

表:do!bookを導入した企業の一部

 濵田氏は次のように主張する。「現場を情報配信のゴールという考えでは効果は出ません。現場こそが情報発信の場所だという考え方が大切です」。営業現場でのプレゼンテーション、工事現場からのレポート、忙しい業務の中での効率的なディスカッション。これら3つの業務を発信型に転換できれば、効率化だけでなく売り上げアップや品質向上も実現できる。このようにdo!bookIIは現場を情報発信の原点とするユーザーに育てられた。プレゼンテーションは担当者が工夫して編集・提案可能であること。レポートは図面にペンで描いたり写真を貼りつけたり、簡単にかつ的確にレポートすること。ホワイトボードSNS機能は、時差ミーティングにより柔軟な参加を可能にし、活発なディスカッションを実現。これらの変革をクラウド+タブレットで実現することを可能にできる。

 ビジネスアプリとしては、セキュリティ・システム連携が必須要件なので、do!bookII単独ではなく、Office 365やboxなどのドキュメントソリューションとシームレスに連携し、結果をSFAとシームレスにセキュリティを担保してつなげられるようにした(図)。

図:do!bookIIの情報の流れ
[画像のクリックで拡大表示]

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