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ファイルサーバーの利点維持してクラウド化

ファイル管理をクラウド環境に移行する利点は認識されるようになったものの、使い勝手などの面から自社サーバーによる運用を志向する企業は多い。しかしソフトバンク コマース&サービスの篠崎容子氏は「Dropbox Businessではファイルサーバーの利点をそのまま生かしながら、ファイルサーバーの課題を解決できる」と強調。また社外のパートナーとのコラボレーションなども便利だ。
ソフトバンクコマース&サービス
EM本部Cloudビジネス推進室
篠崎容子 氏

 ファイルサーバーの利点は、自社運用による「安心感」「使い勝手」「ネットワーク負荷」の3点に集約される。一方でファイルサーバーには障害復旧にコストや工数がかかることや、容量管理、社外から使いにくいなどの課題がある。クラウド型のファイル共有サービス「Dropbox Business」はこれらの課題を解決する機能を持ちつつ、ファイルサーバーの利点も維持できる。

 ファイルサーバーの「安心感」は、各種第三者機関による認証のほか、セキュリティ管理機能を用意している。その1つが「リモートワイプ」機能だ。Dropboxはクラウドのサーバーと端末でファイルを同期するため、端末にもファイルを持つ。そのため端末紛失時には情報流出のリスクがある。しかし、リモートワイプ機能では管理者が遠隔操作で端末内 のDropboxのファイルを強制削除し、流出を防げる。

端末の容量を節約できる「スマートシンク」機能が追加に

 「使い勝手」の面では、今年2月に新たな機能「スマートシンク」が追加された。端末の記憶容量を節約するために、大容量ファイルや使用頻度の低いファイルは端末にファイル本体を保存せず、仮想のショートカットファイルだけ残す。必要な時はそのショートカットをクリックすることで、初めて端末に取り込まれる。

 他にも利便性を上げる機能として、ネットワークの帯域を圧迫せず高速に保存するためファイルを細かく分割してアップロードしたり、120日間の履歴保存や容量の自由な拡張なども用意する。履歴保存機能はファイルを誤って削除や上書きしても元に戻せる。ランサムウエアの対策としても有効だ。

 Dropboxではコラボレーションを支援するため、ユーザーの場所や端末に関係なく直接アクセスできるのに加えて、ファイル更新時に他のユーザーに通知したり、ファイルにコメントを残したりすることができる。社外のパートナーとも社内環境と同様に、共有ファイルを使ったコラボレーションを進められる。社内のスタッフもファイルサーバーの場所にとらわれない働き方が可能になる。

 また社外からも新たなファイルをアップロードでき、「“郵便受け”のように指定することで、社外からの提案などを効率よく集められる」(篠崎氏)と、コラボレーションを生かした活用法を提案した。

図:Dropboxの新機能「スマートシンク」 PC上にはコンテンツ名のみ表示され、ディスク上のファイルサイズはファイルの属性情報のみで、実際の消費を大幅に抑える。
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