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IoTが現実味、セキュリティ対策が変わる

Pt. IIJ Global Solutions Indonesia/インターネットイニシアティブ
IoTが現実味を帯び、セキュリティ対策が変わる
バックアップ、暗号化、リモート消去が重要に

インターネットイニシアティブ(IIJ)は2015年、インドネシアの通信サービス事業者「Biznet Networks」とクラウド事業を提供する合弁会社「PT. BIZNET GIO NUSANTARA」 を設立し、インドネシア国内にてクラウドサービス「Biznet GIO Cloud」を開始している。|oT(モノのインターネット)の動きはインドネシアにも及び始めており、それに伴いセキュリテイ対策も、これまでと違った考え方が必要になっている。

 「毎日のように耳にする『IoT 』とは、『何もかもがつながる』世界のことです。パソコンやスマートフォンだけでなく、家電、車などありとあらゆるモノがインターネットにつながるようになります。これまで考えられなかった便利さを得られる反面、思いもよらなかった脅威が生まれることになります」。Pt. IIJ Global Solutions Indonesiaの西川善高氏はこう指摘する。

 西川氏は、今年6月に英国のロンドンで開かれた世界規模のセキュリティ見本市「IFSEC」を訪れた。テロを防ぐ水際作戦と厳重な警戒が英国で実施される中、見本市ではテロに対する物理的ディフェンスに注目が集まっていた。日本企業の出展は数社にすぎず、出展者の大半を占めた米国、欧州、中国、台湾、韓国の企業に比べ、日本企業のセキュリティ対策の遅れが目立った。

IoTに対するディフェンスが重要に
「物理×サイバー」ディフェンスを

Pt. IIJ Global Solutions Indonesia
Mechanical Advisor
西川善高 氏

 セキュリティには、物理的なディフェンスとサイバーディフェンスの2つがあり、両者ともに有効だ。しかし、IoTが現実味を帯びる中で、これから重要となるのはIoTに対するディフェンスだ。具体的には、物理的なディフェンスとサイバーディフェンスを掛け合わせたような形のディフェンスとなる。 IoTの普及によって生まれる脅威はごく身近な所に迫っている。例えば、災害時の緊急搬送や宅配便の問題解決に期待が寄せられているドローン。誰でも電波を乗っ取って事故を起こせることから、脅威になる可能性がある。注目を集めている車の自動運転も乗っ取られる危険性があることを忘れてはならない。

 こうした脅威の中では、従来のセキュリティ対策である「○○○を禁止する」という「禁止型対策」の有効性が薄れてきている。禁止型対策を推し進めると、究極的には「インターネットにつないではいけない」「Eメールを使ってはいけない」となる可能性が高く、インターネットなしでビジネスを行うことは不可能な状況にある現代において、時代に逆行することになる。

 こうした中で、IoT時代のセキュリティ対策として西川氏はバックアップ、暗号化、リモート消去を中心に置いたセキュリティ対策を提案する。最近、世界各国で猛威を振るったランサムウエアに対抗する最大の特効薬はデータのバックアップがあり、復元できることだ。また、ノートパソコンのデータを暗号化したり、リモート操作でデータ消去ができるようにしておけば、たとえノートパソコンが盗まれても情報漏えいの可能性は低くなる。

 「この2つに共通しているのは、ランサムウエアに襲われる可能性がある、ノートパソコンが盗まれる可能性がある、というように何かが発生することを前提に対策を講じていることです。バックアップ、暗号化、リモート消去に力を入れる一方で、思わぬ事態が発生してしまったときにどう対応するか、マニュアル化、明文化しておくことが大切です。当社は、バックアップをはじめ様々なサービスを用意し、皆さまのお役に立てると思います」。西川氏はこう言って講演を終えた。

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お問い合わせ
  • 株式会社インターネットイニシアティブ(IIJ)

    グローバル営業部 グローバルプロダクト営業課

    〒102-0071 東京都千代田区富士見2-10-2 飯田橋グラン・ブルーム

    TEL:03-5205-6362

    URL:https://www.iij.ad.jp