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日系企業の新たな課題は属人化。解決策は?

PT. NSSOL SYSTMS INDONESIA/新日鉄住金ソリューションズ
日系企業で表面化する「属人化」の問題
ERPによる業務の標準化が解決の切り札に

2億6000万人の人口を抱え、日本企業の進出が相次いでいるインドネシア。日系企業の間では業務を特定の人が担当し、その人にしかやり方が分からない「属人化」の問題が表面化している。背景には、インドネシア進出時に立ち上げた簡易的なシステムが、業務の拡大・複雑化に追従できていないことにある。その課題の解決策として新日鉄住金ソリューションズ・インドネシアはERPパッケージによる業務の標準化を提案する。

PT. NSSOL SYSTMS INDONESIA
システム エンジニア マネージャー
遠藤大輔 氏

 「インドネシアに進出する日本企業の中には、日本では大企業であっても、ベンチャー企業のような小さな事業規模でインドネシアに進出し、徐々に事業拡大を図る会社が少なくありません。進出したころは簡易的なシステムで済ますことができても、事業拡大に伴い、業務やシステムの柔軟性を高めなければなりません。進出当初の簡易的なシステムではそれは容易ではありません」。新日鉄住金ソリューションズ・インドネシアの遠藤大輔氏はこう話す。

 簡易的なシステムで最大の問題となるのは「属人化」。現場レベルでは一部の優秀な従業員に負荷が集中し、ボトルネックを引き起こし、繁忙期にパンクする。属人化した情報が社内の様々な部署に分散し、集計・報告などのプロセスでミスや遅延が発生する。管理レベルでは、分散したデータの整合性や業務の進捗状況が可視化できない。こうした事態を解決する切り札がシステム全体を統合的に管理し、業務の標準化に役立つERPパッケージだ。

インドネシアで必要な3条件
導入実績、サポート体制も重要に

 インドネシアで役立つERPパッケージの条件として、遠藤氏は①必要十分な機能がある②操作性がよく、実際の業務に即した変更が可能③インドネシアでの導入実績とサポート体制がある、を挙げる。「この3つの要件を満たすソリューションとしてMicrosoft Dynamics 365とMCFrameを勧めます」(遠藤氏)。

 Microsoft Dynamics 365は標準的なERP機能群を装備し、数多くの業種に対応して幅広い業務をカバーしている。オフィス製品との連携がよく、カスタマイズがしやすい。

 他方、MCFrameは原価管理に強みを発揮する。利益分析、配賦計算、原価レポートといった機能を強化し、製造部門をはじめ事業部門での予算編成や営業部門での売り上げ分析などを実施し、会社全体でコストマネージメントを図り、原価を分析し改善することができる。MCFrame原価管理ソリューションは世界で約350社、インドネシアでは15社の導入実績があり、原価管理ソリューション部分のみの導入も可能だ。

 ERPパッケージは単に導入すればよいというものではなく、会社の経営方針に沿ったプロジェクトマネージメントとITコンサルティングが重要になる。新日鉄住金ソリューションズ・インドネシアでは追加開発を極小化するため、ERPパッケージの標準機能のみで初期立ち上げを実行する。そして、改善ポイントを分析したうえで導入することで、短工期・低コストでの導入を可能としている。

 「属人化した業務の可視化には、ERP導入による業務の標準化が極めて効果的です。当社は導入にあたり、プロジェクトマネージメントとITコンサルティングというサービスを車の両輪として提供することができます」。遠藤氏はこう言って講演を終えた。

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お問い合わせ
  • 新日鉄住金ソリューションズ株式会社

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    TEL:03-5117-4111

    FAX:03-5117-7052

    URL:http://www.nssol.nssmc.com