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日経アーキテクチュア Special

優駿スタリオンステーションを訪ねて

札幌市から車で2時間以上。種馬の産地として知られる北海道新冠(にいかっぷ)郡新冠町に、競走馬の総合商社である優駿が関連会社を通じて運営する「優駿スタリオンステーション」がある。「スタリオンステーション」とは、種牡馬の繋養施設。その放牧場を囲う木柵に、屋外木部用・高性能木材保護塗料「キシラデコールコンゾラン」が使われている。

木柵で囲まれた放牧場の広さは約300×200m。そこに種牡馬を1頭ずつ繋養する。木柵に塗装した屋外木部用・高性能木材保護塗料「キシラデコールコンゾラン」のワイスに馬の毛並みが映える
「キシラデコールコンゾラン」を塗装前の木柵。防腐処理済みのカラマツを用いる。防腐剤が定着する前に塗装するとそれがしみ出てくる恐れがあるため、塗装まで最低でも丸1年は放置するのが原則という

 根腐れを起こして倒れてしまうようでは、放牧場を囲う木柵としての役目は果たせない。木柵に用いる材を腐らせないようにする――それが、木柵に屋外木部用・高性能木材保護塗料「キシラデコールコンゾラン」を塗装する一番の狙いだ。

昭和マテリアル株式会社
取締役 顧問
五十嵐 勤 氏
建設資材の専門商社。創業は1959年10月。コンゾランや木部処理剤「キシラモン」を古くから取り扱ってきた

木材を腐らせない要因に
密着性と通気性の良さ

 木柵は3年前から全面改修。防腐剤を加圧注入したカラマツ材で建て直し、防腐剤が定着する期間を確保する必要があることから丸1年置いたうえでワイスと呼ばれる「白」の「キシラデコールコンゾラン」を塗装する。

 「キシラデコールコンゾラン」を現場に納めたのは、北海道岩見沢市内に本社を置く建設資材商社の昭和マテリアルだ。同社取締役顧問の五十嵐勤氏は「木材は気候に応じて呼吸し、乾湿を調整しようとします。『キシラデコールコンゾラン』は密着性と通気性が良いので、それを妨げない。その点が、木材を腐らせない要因と言えます。自信を持って薦めている塗料です」と、信頼を寄せる。

 密着性とは、塗膜が木部に密着し膨れにくいことをいう。通気性とは、塗膜と木部の間が蒸れにくいことを指す。「キシラデコールコンゾラン」はこれらに塗膜の柔軟性を加えた3つの特性を特長として掲げる。造膜型の塗料でありながら、塗膜が割れたり剥がれたりすることがなく、耐久性に優れるのである。

自信を持って薦める背景に
古くからの利用実績

株式会社優駿
取締役 常務執行役員
石川 則幸 氏
国内外の一流種牡馬を導入し、そのマネジメント業務を手掛ける。現在繋養中の牡馬としてはヘニーヒューズがよく知られる

 放牧場という性格上、安全性も問われる。「キシラデコールコンゾラン」の場合、「LD50」と呼ばれる指標で評価する急性毒性は経口・経皮ともに低いとされる水準に収まる。「塗料の安全性という面でも安心できます」(五十嵐氏)。

 木材保護と並んで環境整備という狙いも忘れてはならない。自身馬主でもある五十嵐氏はこう強調する。

 「東京、大阪、神戸などから、馬主が見学に訪れます。それだけに、環境整備には気を遣います。木柵を白く塗装したことで、種牡馬の毛並みが映える。木柵が塗装してあるか否かで印象は大きく異なります」

 昭和マテリアルは古くから、「キシラデコールコンゾラン」の前身「コンゾラン」の利用を美観用として薦めてきた。

 例えば同じ新冠町にある樋渡(ひわたり)牧場。ここでは、25年以上も前に放牧場の木柵に使用したという。「優駿の関係者にはここを見学してもらい、採用に至っています」(五十嵐氏)。

 自社では、本社工場の敷地内に1996年5月に新築した休憩施設の屋外木部に用いる。20年以上たったいまでも、塗膜の割れや剥がれは生じていないという。

 「自信を持って薦めている」という五十嵐氏の言葉の裏には、これらの利用実績がある。その後、防腐性能が加わり、キシラデコールシリーズに仲間入りすると、五十嵐氏はそれまで以上に力強く、「キシラデコールコンゾラン」の利用を薦めるようになった。

 仕上がりへの顧客の満足度は高い。優駿取締役常務執行役員の石川則幸氏は「ワイスの白色のおかげで馬が引き立ち、年間1万1000人ほどの観光客の方々からも素晴らしいとの声を頂いています。まだ塗装できていない箇所も、今後引き続き塗装していきたいと考えています」と、高く評価している。

優駿スタリオンステーション
優駿スタリオンステーション
所在地/北海道新冠郡新冠町朝日267-3
敷地面積/15.5ha
設立時期/1989年9月
種牡馬の繋養施設。競走馬の総合商社である優駿(北海道新冠郡新冠町)の関連会社で運営する。放牧地は総計13.1ha。22の放牧場に分かれる。隣接地の「優駿メモリアルパーク」(写真)には、ここで繋養されていたオグリキャップの等身大の馬像がある
木材保護のトータルソリューションパートナー 大阪ガスケミカル株式会社

お問い合わせ

大阪ガスケミカル株式会社
大阪
〒550-0023
大阪市西区千代崎三丁目南2番37号 ドームシティガスビル
FAX:06-4393-0054
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東京都中央区日本橋本町二丁目6番1号 日本橋本町プラザビル4階
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