TSUTAYA創業時から
積みあげられた顧客データベース

1983年、レンタルビデオチェーン「TSUTAYA」から事業をスタートしたカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)は、現在多方面に事業を展開している。そのひとつが「Tカード」である。当初、自社のレンタル会員証を発行していたCCCは、2003年にこれを「Tカード」として共通化し、共通ポイントサービス「Tポイント」を開始した。現在、ポイントアライアンスとして提携している企業は160社を超え、その店舗数は64万店舗に達する。その中には、Yahoo!ショッピングなどのオンラインショップも含まれている。

早い段階でデータを取得し、連携をスタートさせたからこそ、国民の約5割にあたるおよそ6000万人のアクティブユーザーのデータが蓄積された「Tポイント」。単にその数が膨大というだけでなく、そのデータが購入などの生活行動に紐づいていることが非常に大きい。例えば書籍や雑誌の購買データは消費者のライフスタイルを示すため、その消費者がどんな趣味趣向を持っているのかを推測することが可能になる。こうした多くの消費者の実行動をもとに、ある仮説に基づいて実施したマーケティングの結果がどうなったか検証し改善できるわけだ。

CCCマーケティング株式会社では、この膨大なデータを活用した、オリジナルの分析とマーケティングのソリューションサービス「メーカー版CRM」や、T会員の皆さま一人ひとりへ、直接、最適な情報やサービスをお届けできる様々なダイレクトメディアサービスを提供している。

マーケッターの課題を川上から川下まで、
どのフェーズでも解決

近年のマーケティング活動は単なる宣伝活動に止まらない。ブランディングや認知促進に加えて購買行動の促進やリアルな機会を通したエンゲージメントの醸成を期待されつつ、自社のソリューションに反応したのはどういう人か、という具体的なペルソナのレポートまで幅広い。この夢物語に近いマーケティング課題を一気通貫で解決できるのが、CCCマーケティングが提供する「総合ソリューション」だ。

CCCでは詳細な会員情報がデータベースとして蓄積されており、高い精度で会員をセグメントし、見込み顧客をターゲティングすることが可能だ。同データベースが他社のデータベースと大きく異なるのはCCCが運営・提携する店舗での購買情報が常にアップデートされたデータである点。つまり、膨大なデモグラ情報に加えリアルタイムな購買行動が紐付けられている。その膨大なデータをCCCマーケティングの独自分析により会員の興味・関心までシングルソースで把握しデータベース化、マーケティング支援において大きなパフォーマンスを発揮している。FACTデータという確実なエビデンスで裏付けているデータは金額に関わらずどのような消費財のマーケティングにおいても活躍することに疑問の余地はない。

また近年、マーケティング活動において、ネットとリアルの融合も重要な施策の一つだ。CCCマーケティングでは、膨大な会員データの他、それらを活用する各種アプローチツールやリアルな店頭というコミュニケーションポイントを持っている。それらのアセットを活用し「ダイレクトメディア」サービスを展開しており、具体的には、T会員基盤を活かした店頭プロモーションやDBターゲティングメール、DM、POSクーポン、リサーチ、DSPなどのターゲティングプロモーションなどだ。

T会員のロイヤリティやニーズの度合い、また高級消費財のようなエンゲージメントの深さが購買行動の決め手となる場合のプロモーションなどでは、会員のステータスに応じたDMを発送したり、代官山蔦屋書店や二子玉川蔦屋家電など、CCCが管理・運営する店舗でサンプリングイベントを実施したりする事が可能だ。もちろんこのイベント実施についても、膨大な会員データを武器にした集客施策から会場手配と運営まで、企画担当者が頭を抱える点を一気にクリアしてくれる。世の中に多くのデータ事業者がひしめき合っているが、ここまできめ細かにマーケッターの課題を解決できるソリューションをそろえている企業はほかにはないだろう。

さらに、同社の優れた点は、膨大な実績を基にした精度の高い企画の振り返りが可能であること。つまり、ターゲットとなる顧客タイプの行動・動機を検証できることである。前述のとおり、鮮度の高いユーザーの購買データが背景にあるため、「ターゲットとする顧客タイプが、なぜ動いたのか?動かなかったのか?」「ターゲットとする顧客タイプが、なぜ買うようになり、買わなくなったのか?」など、ターゲットとする顧客タイプの行動・動機を検証可能とする。

CCCマーケティングが提供するオリジナルの分析とソリューションを組み合わせることで、マーケティング活動において単発のPDCAをただ繰り返すだけでなく、シングルソースデータを軸に、顧客を増やし、ロイヤリティを高めるための継続した"PDCAのスパイラル"を実現することが可能となり、マーケティングROIの向上を図ることができる。

実際に多くの企業がこの強みを活用したマーケティングを展開している。企業の課題を顧客(商品)データ分析からプロモーション、効果検証まで総合マーケティング支援として依頼するケースもあれば、必要なリソースのみを採用してセールスプロモーション単体など、マーケティングの精度を高めるなど様々な事例があり、非常に満足度が高いという。

リアルタイムかつ膨大なデータベースマーケティングを提供するCCCマーケティングの動向にこれからも注目していきたい。

CCCマーケティングの総合ソリューションを
活用した先進事例

データ分析によるターゲット作成と
アプローチ、高速PDCA

商品概要 新発売飲料A - 成分が特徴の機能性ドリンク
・LコラーゲンとLビタミンがとれる
・製薬会社が開発した信頼感
・コンビニ・スーパーで買えるお手軽価格帯の美容ドリンク
・夜食や朝食と一緒に購入し、毎日飲用してほしい
ターゲット 忙しいが美容意識が高いOL
・忙しく自炊よりもコンビニの利用が多い
・不規則な生活のため、肌に悩みを持っている
・忙しいので、サプリなどで効率的に栄養を補いたい
・未婚のため自己研鑽への関心が高い
課題 ①ターゲットが限定される商品のため、精緻なセグメントをしたいが方法がない。
②新商品の初動をなるべくはやく把握し、コミュニケーション等の差異があれば、すばやく修正したい。
結果 ①ターゲットペルソナ近い層にアプローチでき、競合商品からのスイッチング・リピート購入させることができた。
②高速PDCAにより、①の結果がはやく把握できたので、棚どり等、分析結果を流通提案に利用し、棚拡大に成功した。 POPのコミュニケーションもよりよい訴求に改善した。
提案
実施内容
美容に関わる購買データによるクラスタリング(志向性×購買実績)
→志向性データ=CCCオリジナルデータ
→購買データ=コンビニ・スーパー・ドラッグストア・TSUTAYA(雑誌)購買履歴・利用時間
①DSPでバナー配信を実施。
②クラスタ別の購買を発売後からデイリーで定点・継続トラッキング(高速PDCA)

TSUTAYA店頭イベント&サンプリング
(ブランディング→体験まで)

商品概要 高価格帯化粧水B - 老舗のメジャー化粧品
・認知度・シェアも高い
・リピーター(ファン)も多い
・既存ターゲットが40代~60代までの年齢層のため、今後の市場を考慮し、若年層からの囲い込みを狙いたい。
ターゲット 都市型アラサー女子
・28歳~30代
・高価格帯化粧品を若いうちから、購入し、リピートできる人物像
 ー高収入
 ー美意識が高い
課題 ①ハイブランドなので高級なイメージを再現できる場所でリブランディングしたい
②ターゲットとする、高収入の若い女性に的確にサンプリングしたい
結果 イベント後、サンプル受取り者の購買分析をおこなった結果、ターゲットの購買がみとめられた。 また、アンケートによってブランドイメージが上昇したことがあきらかになった。
提案
実施内容
リアルな場を中心としてさまざまなアセットを活用した総合企画を実施
①全国でブランディング施策を横断で実施
(ライフスタイル提案フラッグシップ店舗中心)
 →CM起用の20代後半タレントを訴求し、平台(サイネージ等)、店内ジャック、タッチ&トライなど

②並行してセグメントサンプリングを実施
 →ターゲットをCCCデータで抽出、対象者来店時にサンプリングを実施
 →ターゲットが購入しそうな雑誌をあらかじめ抽出、購入時サンプリング

より反応しやすく、ニーズのある
T会員を見つけ出し、店舗送客DM

商品概要 高級外国車ディーラーC - ・有名高級輸入外国車
ターゲット ・男性25歳~65歳
・高所得層
・車にこだわる
・ゴルフなど親和性のある趣味を持つ
・ディーラー商圏内居住
課題 ・ターゲットの抽出と情報の到達方法
(精緻なターゲットにリッチなコンテンツを手元にお届けしたい)
結果 ・目標来場者数の300%を達成
・来場者分析により、「ターゲットのどの層の反応率が高かったか?」アンケートにより来場、非来場動機など次につながる効果検証ができた。
提案
実施内容
Tアライアンスデータを複合的に分析
ゴルフ場利用、ガソリンスタンド利用履歴(ハイオク・手洗い洗車)等々ターゲットを抽出、さらにデモグラフィック情報からディーラー商圏内対象者にDMでリッチなコンテンツ情報を提供

来場者分析とアンケートを実施。効果検証

イベント来場者分析による
イベント効果計測と顧客分析

商品概要 某飲料メーカーD - ビールなど酒類の大手メーカー
・春/夏を中心に試飲(やサンプリング)イベントを実施。
・ブランディングやテイスティングを経て、消費者とエンゲージメントをつくる活動をしている。
ターゲット 商材次第
課題 ファン醸成を目的に大きな商業施設のイベントスペースやフェスなどオケージョンがマッチングした場所でイベントを展開しているが、コスト投下に対し、イベント参加者の捕捉ができないため、イベントの効果が可視化しずらい状況にある。また、イベント参加者への再アプローチができないため、後の打ち手がない。
結果 ①イベント参加者がイベント訴求商品のロイヤルユーザーと判明、目的通り顧客醸成ができていることがわかった。
②また非購買層に対しては、再アプローチ結果を検証、新規とリピート購入を促進できた。
(さらにイベントの感想や商品アンケートを参加者にとることで次回イベントの示唆をえられた。)
提案
実施内容
イベント用Tカードリーダーにて来場者を補足
①イベント参加者をCCC購買履歴で分析(さらに参加者の属性やライフスタイル分析も実施)
②イベント参加者にCCCメディアで再アプローチ、商品購入とリピート促進を実施。

お問い合わせ:CCCマーケティング 
       http://www.cccmk.co.jp/