
株式会社ミロク情報サービス
営業本部 営業推進部
マーケティング企画グループ長 部長
志牟田浩司氏
いま、ホワイトカラーの生産性の向上、ワークライフバランスなど、働き方を巡る報道や議論を聞かない日はないと言っても過言ではない。しかし、努力目標や掛け声ばかりで実効性に乏しい提案が多く、いつでもどこでも仕事ができるようになった結果、社員の負荷が増えるなど、企業にも社員にもハッピーなワークスタイル変革提案は必ずしも多くない。ワークスタイル変革には、さまざまなアプローチがあるが、どんな会社でも必要な会計業務からのアプローチが有効だと、ミロク情報サービス 営業本部 営業推進部 マーケティング企画グループ長 部長 志牟田浩司氏は次のように語る。「会計業務が効率化すると、経理部門が楽になるだけでなく、月次や決算の報告が速くなります。その結果、経営の決断が正確で迅速になり、現場も無駄な動きを減らすことができます」。
このような取り組みは、モバイル活用やWeb会議といったワークスタイル変革に比べ、いささか地味かもしれない。しかし、誤った経営判断による無駄な働きが減り、成果の出る仕事に注力することの方が、本質的なワークスタイル変革といえるのではないだろうか。