DIGITAL INNOVATORS

spacee 躍進する会議室シェアビジネス
アイデアをかたちにするスピードが鍵

人、モノ、ビジネス、情報がインターネットを介してつながる時代。起業や新規事業の立上げのアプローチや考え方が大きく変わってきた。例えばクラウドなどを使って、起業に必要なリソースをすべてサービスとして調達する。そこで重要なのはアイデアをかたちにするスピードだ。世に1日出すのが遅れることで、他社が同種の製品やサービスを提供し先行者利益を享受するかもしれない。
「市場の声に耳を傾け、走りながら軌道修正していくことが何より大切」と株式会社スペイシー 代表取締役 内田圭祐氏は言う。
同社は小規模な空きスペースと、スペースの利用者をマッチングするシェアリングエコノミーの新たなビジネスモデルを開発し、“格安会議室”という市場を開拓した。その可能性には国内外のベンチャーキャピタルも高い関心を寄せている。自社オフィスとマンションのワンルームの2室からスタートした会議室シェアビジネスは、現在首都圏に2,800室の規模に拡大した。
リモートワークが拡大しつつある中、ビジネスの新しいインフラとして格安会議室を提供し、さらに顔認証やAIなどの最新技術を活用した付加価値の提供も視野に入れている。
「働く人の生産性を高め社会を豊かにする」という起業のルーツ、そしてこの先のビジネス構想を訊いた。

コーヒー代で借りられる会議室を。価格破壊はなぜ実現できたのか?

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