日経ビジネスONLINE SPECIAL

これからの時代に求められる、クラウドプラットフォーム

ServiceNowで踏み出すデジタル変革への第一歩

ServiceNowで踏み出すデジタル変革への第一歩

なぜNotesリプレースは
スムーズに実現しないのか?

 佐々木氏によると、Notesは優れた業務プラットフォームであると前置きしたうえで、次のように語る。

「インターネットが本格普及する以前に開発されたので、それぞれのユーザーが自分のデータを自分のPCで管理し、業務用アプリケーションも自分たちの使いやすいようにカスタマイズできる設計になっています。結果として、社内にいくつものデータや特定の社員しか使えないアプリケーションが散在し、それが情報や業務プロセスの一元化を妨げる要因になってしまっているのです」

 データやアプリが散在すれば、当然ながら、それを集中管理する情報システム部門の労務負担やコストも重くなる。また、「Notesは今日のようにクラウドサービスが当たり前となる以前に開発されたシステムなので、大企業になればなるほど、OSやハードウェア、ミドルウェアなどの管理負担が重くなります。当社で調査したところ、大企業のお客さまは平均90台ものサーバをオンプレミスで運用していることがわかりました。これほど多くのインフラ管理に時間を取られると、社内の情報システム人材は、デジタル変革に対応するイノベーティブなシステムづくりといった、本来専念すべき仕事に時間を割けなくなってしまいます」と佐々木氏は語る。

Notesのリプレース先となるプラットフォームのチェックポイント
Notesのリプレース先を検討するうえで、特に注目したいのが上の5つのポイントだ。佐々木氏は“ServiceNowプラットフォーム”はこのすべてを高いレベルで満たしているという。

 そうした課題を解決すべく、同社がNotesのリプレース候補として提案するのが、ヒト・モノ・カネのすべての情報や業務プロセスを一元化できるクラウドベースのシングルプラットフォーム、“ServiceNowプラットフォーム”である。

 佐々木氏によると、世界的にNotesを新たな業務プラットフォームに移行しようとする動きがあり、日本でもその動きは広がっているが、「移行コストの低さばかりに着目してプラットフォームを選んだ結果、ビジネス部門による活用が進まず、結局Notesに戻ってしまうというケースも珍しくないようです」と語る。

 長年使ってきたプラットフォームを一新するとなると、実際に使用するビジネス部門に受け入れられやすい使い勝手を備えていなければならない。何より、今までビジネス部門のユーザーたちが使用してきた業務アプリなどをスムーズに移行できるのかどうかというのは、非常に重要なポイントだ。

「Notesを例に取ると、メールやチャットといったメッセージング系のアプリは比較的スムーズに移行できるようですが、各ユーザーが独自にカスタマイズした業務系アプリの移行は非常に難しく、これがリプレースを妨げる大きな要因になっているようです。その点、“ServiceNowプラットフォーム”は、Notesで作成した業務アプリのすべてを受け入れることができる唯一無二のクラウドプラットフォームであり、多くのお客さまに選ばれている理由の1つです」

 具体的に、“ServiceNowプラットフォーム”は、ほかのリプレース候補と何がどう違うのか? 次のページで詳しく解説してもらおう。

ServiceNowプラットフォーム
“ServiceNowプラットフォーム”は、クラウドの基盤上にデータベース、ワークフローなどのPaaSおよびSaaSのコンポーネントが用意されており、その組み合わせによって最適な業務システムが構築できる。
開発プラットフォームとしてのServiceNowの優位性