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働き方改革を可能にする求められるサービスオフィスとは
PROFILE 株式会社SYNTH  代表取締役社長  田井 秀清 氏

人件費と不動産の費用を連動させることで柔軟で効率的な「働く場所」を提供する

SYNTHが提供する3つの価値とは?

外資系企業の人事部で十数年働いた経験から、私は人を中心に経済の流れを見るようにしているのですが、10数年前ぐらいからカフェやホテルで仕事をしている人が多いと感じていました。仕事のある場所に出向いて働くというのは欧州のスタイルに近く、2000年代後半から日本でも「ノマド(遊牧民)ワーカー」や、アメリカ西海岸発祥のワークスペースを共有する「コワーキング」という働き方が増え始めていました。そんな状況を自分なりに深く学ぶために、大阪市立大学の大学院に入り直して、レンタルオフィス市場をテーマに研究とリサーチを重ね、2014年7月にこのビジネスを立ち上げました。

SYNTHがお客様に提供できる価値は3つあります。一つ目が少人数でも好立地にあるハイグレードなビルを使えること。これは当社が一括でフロアを借りることで可能になっています。二つ目が不動産賃貸で発生する敷金や連帯保証人、仲介手数料、火災保険などの負担がないことです。大阪では敷金の標準が家賃12カ月分ですから、10坪で20万円の部屋を借りれば、初期負担は300万円を超えます。それに、内装工事や備品まで入れると、わずか2~3人のオフィスに400万円以上のコストがかかる計算になります。そして三つ目の価値が、受付や郵便の受け取り、来客対応、清掃などのサービスが標準となっていて、そのスタッフが用意されている点です。つまり、オフィスに必要な機能を全て当社が請け負って提供する、だからこそ“サービスオフィス”と呼ぶわけです。

ビル外観
ロゴ

人の数に合わせてオフィスの広さを見直せるメリット

SYNTHの最も革新的な点は、人件費と不動産の費用の連動を可能にしたことです。これまでの日本の企業会計では、不動産費用は固定費でした。だからたとえ人が減っても、簡単に移転ができない。しかし、今は人がどんどん動く時代ですから、転職する人や退職する人がいたら、それに合わせて部屋の広さが見直せたほうがいい。つまり、不動産費用は変動費というのが当社の考えです。個室オフィスは1人部屋から大人数の部屋まで全部で90部屋ありますから、もし人数が減ったら部屋を移ることもできます。住所や電話番号も変わらないし、イスや机も変わりません。もちろん、最初は1人でスタートさせて、事業が軌道に乗ったら人数を増やしていただくという逆のパターンも大歓迎です。

個室オフィス利用一例

また、個室までは必要ないという方には、バーチャルオフィスプランも用意しています。これは個室の代わりに2カ所のビジネスラウンジを使えるプランで、名刺に住所も入れられ、郵便物を受け取ることもできます。

会員の内訳は、レンタルオフィスの合理性を熟知している外資系企業の支店・営業所が70%、日本企業の支店・営業所が20%、起業や個人事業主が10%です。現在の稼働率は98%、1年ごとの契約継続率も93%の高い水準を維持しています。30~40代の利用者が多いのも当社の特徴で、男女は6:4と女性比率が比較的高くなっています。これは受付で来訪者を確認し、ゲストは室内に入れないといったルールや、6重にも及ぶ厳重なセキュリティーによって安心感が確保されているためだと思います。

セキュリティー

なお、SYNTHを初めてご利用される際は、必ず1時間の見学をしていただきます。しっかりと時間をかけて当社のシステムを理解していただくことで、当社のサービスとお客様のお仕事との適性をチェックできますし、後々のトラブルを防ぐことにもなります。

賃貸では受けられないユニークな標準サービス

今やレンタルオフィス業界には不動産会社をはじめ多くの企業が参入していますが、従来のレンタルオフィスにはない執務環境の提供も進めています。東急不動産と提携して同社が東京で展開している会員制サテライトオフィス「Business-Airport」のビジネスラウンジを、また大阪ガスグループが京都で運営をしている「KRP BIZ NEXT」との提携で京都のビジネスラウンジを、SYNTHの会員はいつでも自由に利用できます。移動が多い会員にはとても好評です。さらに、おそらく業界では初めてとなる福利厚生を、標準サービスに加えました。これは福利厚生アウトソーシングの大手であるリロクラブのサービスを当社用にアレンジしたもので、国内の宿泊やレンタカーなどが優待料金で利用できます。

京都ビジネスラウンジ「KRP BIZ NEXT」
福利厚生

こうしたサービスの数々は、賃貸では絶対に受けられないサービスであり、こうした価値が働く人の快適性を上げ、さらに生産性を上げることにも寄与すると私は思います。細かな話ですが、例えばSYNTHのラウンジでは11種類のドリンクを無料で提供しており、コーヒー豆もイタリアセガフレードやドトールコーヒーといったブランドのおいしいものを使っています。そこに気づいた人は、ここはちゃんと会員のことを考えているから安心して働ける、と感じるわけです。つまり、ドリンクをコストと考えているか価値と考えているかが、セレクトするもので会員様へ伝わっているのです。

photo

2018年には大手企業と提携して、新しいサービスオフィスを展開する計画もありますから、大阪で新しいビジネスを立ち上げる予定のある方は、ご期待ください。私たちが全力でビジネスをサポートさせていただきます。

SYNTHの詳しい情報はhttp://www.synth.co.jp
株式会社SYNTH

※SYNTH®は、サービス付レンタルオフィス 株式会社SYNTHの登録商標です。