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戦略性が高まる人材採用業務をクラウド管理

株式会社Donuts
ソリューション事業部 副部長 ジョブカングループ統括責任者
石山 瑞樹 氏

 企業における社員やアルバイトの採用業務は、たまにしか実施しなかったり、規模が小さかったりすると、担当者の片手間仕事で構わないだろう。しかし、定期的に実施したり、採用人数が増えてくると、採用管理システムを使う方が圧倒的に効率アップが図れる。

 企業の財務部・経理部が財務会計システムを入れる一方で、人財という大切な経営リソースを扱うための採用管理システムは、企業において今後もっと導入されるべきシステムである。また、たとえ採用人数が少なくても、担当者が他に業務を抱えながら採用業務を遂行するには、採用管理システムは心強く支援をしてくれるはずだ。

 特に少子高齢化の時代では、いかに優秀な人材を採用するかが競争優位性の源泉となる。Donutsの石山瑞樹氏は「新卒と中途を含めて、求人から採用までのプロセス全体でPDCA(計画・実行・検証・改善)サイクルを回して、採用する人材の質を高めるとともに、業務を効率化することが重要です」と強調する。

 人材採用が企業経営において極めて戦略性の高い業務になるにもかかわらず、この業務プロセスを統合的に管理するシステムを導入している企業は極めて少なく、2013年実績で0.1%、2018年予測で0.2%という調査がある(富士キメラ総研調べ)。

クラウドで人材採用を統合管理

 同社が提供する「ジョブカン採用管理」は、求人掲載・応募獲得・選考・内定という人材採用のプロセスを統合管理するクラウドサービスだ(図1)。もともとは社内で利用していたシステムをクラウド化したサービスだが、外販するに当たって人事・採用担当者1000人以上に対する独自アンケートと一部ヒアリングによって集約した意見を基に設計・開発を行ったという。

図1●ジョブカン採用管理がカバーしているのは採用プロセスの管理と、採用案件の分析
図1●ジョブカン採用管理がカバーしているのは採用プロセスの管理と、採用案件の分析
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 ジョブカン採用管理の主要な機能は、求人から採用までの進捗状況を「見える化」すること。「求人詳細」や「候補者一覧」「候補者詳細」といった画面では、候補者ごとに「次にすべきタスク」を自動的に表示する。これによって、遅れや重複などのミスを防ぐことができる(図2)。

図2●候補者一覧の画面では、候補者の条件をリスト表示で確認できる
図2●候補者一覧の画面では、候補者の条件をリスト表示で確認できる(左)。求人詳細画面では、採用案件の状況を円グラフなどを表示して分析に役立てられる(右)
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採用担当者の工数を最大70%削減

 分析機能に関しては、応募経路別分析、求人別分析、月別・日別分析、選考官別分析などの機能を2017年春にも搭載する予定である。これらの分析機能によって、採用活動での効果的な打ち手を見極められるようになるとともに、優れた人材が採れる求人媒体・人材会社を把握できるようになる。

 Donutsの試算(テストケースにおける結果)では、採用プロセスをシステム化していない場合と比較して、ジョブカン採用管理を利用すると、面接時間を除くと最大で70%以上の工数を削減できるという。付加価値を生まない作業を大きく減らせるため、採用担当者は「良い人を採る」ことに集中できるようになる。

 ジョブカン採用管理の利用料金は、月額9800円(月間の候補者新規登録数が最大150人)から。初期費用は発生しない。月間の候補者新規登録数が最大30人の無償プランも用意している。有償プランでは、電話やメール、チャットによるサポートを無償提供する。

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