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安価でおいしい“ぷち社食”サービス

 仕事は忙しいし、会社周辺の飲食店は混む。外食だとランチ代は高いし、かといってお弁当を作るのも億劫。だから昼食はいつもコンビニ弁当かカップ麺--。これでは高カロリーで栄養の偏った食事になり健康への心配が起きる。食事がワンパターンだと働く意欲も減退する。そんな不安・不満を抱えたビジネスパーソンはかなり多いのではないだろうか。

 今、社員の健康管理を考える経営者の間で注目を集めているのが、株式会社おかん(東京・渋谷)が提供する食事サービス「オフィスおかん」だ。商品を先に置いておき、使った分だけ料金を支払う方式は、古くは富山の“置き薬”があり、最近では菓子をオフィスに常備しておく“置き菓子”販売が普及している。おかんの提供する「オフィスおかん」も似たビジネスモデルだ。「オフィスおかん」は企業が利用料金の一部を負担(サービス利用料金3万円/月~)することで、専用のミニ冷蔵庫をオフィスに設置し、お惣菜やご飯などの食事を常備。社員がオフィスでいつでも食べたいものを選んで食べることができる食の福利厚生サービスだ。企業側にとっては、いわば「ぷち社食」の位置付けである。

 お惣菜は1品100円。料金箱に現金を入れるか、専用アプリで支払う。真空パックされた商品は備えつけの容器に移して電子レンジで温めて食べる。人気メニューは「豚の角煮」や「こだわりソースのデミグラスハンバーグ」「さばの塩焼き」など。主催や副菜、常時約20種を品ぞろえする。毎月メニュー更新もある。エンジニアなど長時間のデスクワークが多い職場はもちろん、クリニックや美容院など持ち場をなかなか離れられない職場で導入するケースも目立つ。

「毎日の利用はもちろんですが、お弁当にお惣菜を一品加えて栄養バランスを図ることもできます。残業が多い職場なら昼食は外食、夕食はお惣菜にするなど、毎日の食事の選択肢の1つとして『オフィスおかん』を活用していただきたい。夕食の一品として持ち帰るワーキングマザーや単身者も多いですね」(同社マーケティング開発グループ、坪井利純氏)。

 社食は福利厚生の1つ。その充実は社員満足度や定着率アップにつながる。本格的な社食がなくても、「オフィスおかん」はその代替となる。また、社員へのバランスのよい食事環境の提供は、働き方改革の施策の一環になる。そうした食事面からのアプローチの大切さに気づき始めた経営者にとって、安価に導入できる同サービスは魅力的に映るはずだ。




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