• BPnet
  • ビジネス
  • IT
  • テクノロジー
  • 医療
  • 建設・不動産
  • TRENDY
  • WOMAN
  • ショッピング
  • 転職
  • ナショジオ
  • 日経電子版
日経ビジネスONLINE Special 週刊日経ビジネスオンライン SPECIAL日経ビジネスオンライン

TOPインタビュー[株式会社GRIT]岡田祥吾氏

GRIT=やり抜く力の提案で
英語学習の変革を目指す

――マッキンゼーを辞して、英語学習をサポートするGRITを設立。起業の理由をお聞かせください。

 前職で日々感じていたのが、ビジネスシーンにおける英語の問題。英語ができないことで企業のビジネススピードが損なわれ、また個人の活躍の幅が狭められているのを目の当たりにしてきました。実は私もその一人でした。しかし、既存のサービスではこの状況を劇的に改善することはできない。ならば、本当に英語力が上がるサービスを自分たちで作ろうと考えたんです。

――事業の柱となるのが、英語コーチングサービス「TOKKUN ENGLISH」の運営。一般的な英会話スクールとはどこが違うのでしょう。

 最大の特徴は、「英会話をしない」という点です。英語学習において、英会話レッスンは野球でいうところの練習試合なんです。でも野球がうまくなるためには、何よりバッティングや守備練習といった毎日のトレーニングが欠かせません。「TOKKUN ENGLISH」はその練習メニューを設計し、継続的な自習をサポートするプログラム。お客様の課題を分析し、最も効果的なカリキュラムを組み立てて、専属コンサルタントがマンツーマンでその実践へと導きます。また、2カ月という短期でやりきるのもポイントです。

 1年間集中して学習を続けるのは困難ですが、2カ月であれば可能です。

学習方法と継続を後押しする
「TOKKUN ENGLISH」

――「TOKKUN ENGLISH」にはどんなコースがありますか。

 目的とレベルに合わせ、「ビジネス英会話コース」と「TOEIC®コース」の2つを用意しています。

――使用する教材については?

 既存の英語テキストや音声教材などを使います。大切なのは教材そのものではなく、使い方。それぞれをうまく組み合わせ、いかに活用するかを教えるのが、私たちの仕事です。また、練習試合の場として、オンライン英会話の受講も提案しています。

――継続させるための仕組みについてお聞かせください。

 専属コンサルタントが2カ月間毎日コーチングを行います。具体的には、日々の学習スケジュールを作成し、実行するごとにチャットを送ってもらう。その一つひとつにコンサルタントが返信します。自分の行動を人に知らせる、誰かが見ているという仕組みは、継続学習にはとても効果があるのです。また、週に1度の面談で学習を振り返り、学習スケジュールの調整をする。もし学習が計画通りに実行できていないのであれば、ここでその原因を追究します。ときには英語学習の枠を超えて、仕事のパフォーマンスの上げ方まで踏み込んでご提案することも多いですね。

創業3年で10校舎の展開
売り上げ30億円を目指す

――起業されて1年。現在までの手応えはいかがですか。

 想定以上に受講者が集まり、確実に日本人の英語力を上げている実感があります。お客様の多くは、一流企業の管理職。優秀なビジネスリーダーでありながら、英語の壁に阻まれてグローバルリーダーになりきれない40~50代です。お客様に感謝されるたびに、この事業を始めて良かったと心底感じています。

――経営ポリシーと今後の展開について教えてください。

 社員全員が幸せである会社を目指しています。コンサルタントは全員正社員。残業もありません。8月には現在の新橋校に続き、旗艦店となる池袋校を開校しました。今後2年間で10校舎、売り上げ規模30億円を目標としています。



お問い合わせ