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第3回・就活セミナーは「プレゼンテーション」が命!

村尾 隆介 スターブランド共同経営者
日経BP総研 中堅・中小企業ラボ

2018年4月2日(月)

「かっこいい大人」は学生の刺激物!?

筆者・村尾隆介のプレゼン。

 「すげえ! この人と一緒に働きたい!!」

 すでに他社の内定をもらった就活生が、友人の付き添いで、ある会社の説明プレゼン会場に足を運びました。そこで見た、若手リクルーターがプレゼンしている姿の恰好よさに圧倒されたそうです。

 結果、彼はもらっていた内定を辞退し、その会社にお世話になることにしました。

 これは珍しいことではありません。よく学生から聞く話です。就活生は正直、どの業界のどこの会社に行きたいか、そんなにキッチリ決まってはいないものです。ですから、訪れた就活セミナーの企業ブースで見聞きしたことが、心をつかむ決定打になることもあるのです。

 その大きな要因が、企業のリクルートチームによるプレゼンです。そう、企業説明や部署説明のプレゼンの恰好よさ、なんです。

 日経BP総研の「すごサイ(すごい採用プロジェクト)」では、スライドのつくり方や統一性、ジェスチャー、表現、服装、その前後の触れ合いなど、リクルートチームのプレゼンに注力しています。

 スティーブ・ジョブズの登場以来、プレゼンのスタイル、プレゼンに対する印象は変わりました。

 トヨタやソニーといった大企業も、トップがプレゼンを行うようになり、プレゼンの見せ方を進化させています。ビル・クリントンやアル・ゴアなど世界の著名人がプレゼンを披露する世界的講演会「TED(Technology Entertainment Design)」のカンファレスをネットで見た学生も多いでしょう。

 学生がプレゼンを見る目は肥えてきています。

 とはいえ、そんなに心配したり、恐れたりする必要はありません。いきなりジョブズのようにやりましょうという話ではありません。

 学生は、「社会人は全般的に疲れている」という印象を持っています。これから社会に出る学生にとって、疲れたオトナを見るのは辛いこと。嫌なことです。

 最低限、元気はつらつ、自信を持って、目を合わせて学生に語りかけましょう!  これだけでも、だいぶ印象は違ってきます。

 そのためには準備が必要です。