2018.1.1 ISSUE

NIKKEI BUSINESS ON LINE SPECIAL

みんなのAIジャーナル

「みんなの AI 」で日本のものづくり復権を

Interview 鈴木 靖隆氏

「これまで培った現場力と AI や IoT の融合こそが、日本のものづくり復活の鍵を握る」――。日本マイクロソフト 鈴木靖隆氏はそう語る。海外では製造の現場に AI を導入し、製造ラインの遅延や設備故障を80%の精度で予測、不合格率の劇的な削減を達成するなど既に多くの成功事例がある。また、工具に取り付けたセンサーデータを分析することで、工具自身に交換時期などを“しゃべらせる”ことまで可能だ。労働人口減少や異業種からの参入による競争激化に直面する日本の製造業においても、省力化や生産性向上の面で、これらの AI 活用が有効なのは明らかだ。だがどこから手を付ければいいのか?
鈴木氏は「投資対効果が試算しやすい、あるアプローチがある。そこから取り組み、AI の効果を体感することが有効」と話す。製造業には組み立てラインがあり、生産性は可視化される。だからこそ、AI の導入効果も図りやすい。
初期投資を抑制してスタートし、経営層と現場で成果を確認したのち、一気に本格展開する。すべての製造業に AI の可能性を開放するマイクロソフトの「みんなの AI 」が、日本の強みである現場力を活かした「ものづくり新時代」を拓こうとしている。

初期投資を抑制し効果の最大化を図る。日本の現場力を活かす AI 活用とは?