日経ビジネスONLINE SPECIAL

労働人口の減少、団塊世代の引退、中堅人材の流動化⋯⋯

優秀な人材を確保するServiceNowの人事サービスデリバリ

人口減少や少子・高齢化とともに、優秀な人材の確保は年々困難となっている。
人事戦略は経営の重要なカギを握るが、人事の現場では、煩雑かつ膨大な日常業務の処理がネックとなって、
人材確保や育成のために十分な時間を割けていないのが実情だ。
その打開策を探っていく。
優秀な人材を確保するServiceNowの人事サービスデリバリ

人口減少や少子・高齢化とともに、優秀な人材の確保は年々困難となっている。人事戦略は経営の重要なカギを握るが、人事の現場では、煩雑かつ膨大な日常業務の処理がネックとなって、人材確保や育成のために十分な時間を割けていないのが実情だ。その打開策を探っていく。

人事業務の6割以上は
従業員からの問い合わせへの対応

 少子化による若手労働人口の減少、団塊世代の引退によるベテラン人材の不足、企業同士の奪い合いによる中堅人材の流動化など、日本の人事を取り巻く環境は、“三重苦”ともいえる厳しい状況に陥っている。若手のみならず、中堅、ベテランを含むすべての世代において、人材不足が深刻化しているのだ。

 量の確保が望みにくい時代においては、いかに人材の質を高め、定着させるかが重要なポイントとなる。優秀な人材を社内から発掘してマネジメント候補に育て上げる一方、働きやすい環境や社員向けサービスを提供して、人材の流出を食い止めることが求められている。

木下氏
ServiceNow Japan株式会社
HRサービスマネージメント事業部
事業部長
木下 雄介
慶應義塾大学経済学部卒。神戸大学大学院(MBA)修了。日本IBMで人事、会計ソリューションビジネスを担当。複数の外資系IT企業を経て2008年、米国SuccessFactors(現・SAP SuccessFactors)に入社。日本法人を設立し、代表取締役に就任。日本のタレントマネジメント市場を開拓する。日本オラクルのHCM事業責任者を経て現在に至る。

 だが、「多くの企業の人事部門は、そうした戦略的な人事マネジメントに十分なリソースを割けていないのが実情です。なぜなら、煩雑かつ膨大な日常業務の処理に多くの時間を費やしているからです」と話すのは、ServiceNow Japanの木下雄介氏である。

 「ある調査によると、人事担当者の業務時間の60〜70%は、社員からの問い合わせへの処理に費やされているといわれています。見方を変えれば、こうした人事にかかわるサービス業務をオートメーション化することによって、人事担当者がタレントマネジメントや組織の活性化、従業員満足度の向上といった戦略的人事業務に割ける時間が増え、優秀な人材の育成や定着を促すことができるはずです」

 また、「人事サービスのオートメーション化は、サービスを利用する従業員にも利便性をもたらします」と木下氏は言う。従業員数が多い企業、M&Aや組織再編、戦略的な人事異動を志向している企業は特に、限られた人事部門のマンパワーだけでは、問い合わせに対応するのには時間がかかり、サービスの質も下がりやすい。

 オートメーション化によって、問い合わせに迅速かつ的確に対応する仕組みを作れば、従業員満足度は上がり、人材が定着しやすくなる。それでは、その仕組みを実現するにはどうしたらよいのか?

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