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株式会社アルプス技研

様々な現場で経験を積み
エンジニアとして成長できる

 アルプス技研の創業は1968年。2018年7月に創業50周年を迎える。開発・設計に特化したエンジニアの「派遣」と「業務請負」を主力事業とすることで、日本の名だたるメーカーをサポートしてきた企業だ。現在、同社には、機械・電気電子・ソフトウエア・化学など、幅広い分野のエンジニアが約3200名在籍。AIやIoT、ロボットといった先進分野もいち早くカバーしながら、高度な技術力に磨きをかけている。

 一般的に「派遣」という言葉から連想される業務スタイルと、同社エンジニアのそれは大きく異なる。エンジニアは正社員(無期雇用)なので、新卒からシニア(定年後再雇用など)まで長く活躍できる。同社は高度な技術サービスを提供する会社なのだ。キャリアを積んだ技術者ともなれば、お客様先の社員から厚い信頼を寄せられ、開発現場で中核的な役割を果たしているメンバーも多い。

 その1人が、入社20年目の眞籠 秀一郎氏である。現在は大手メーカーで、内視鏡やデジタルカメラのイメージセンサーなどに使われる「LSI(大規模集積回路)」の設計を手がけている。製品開発の難しい工程に差し掛かると、“アルプスの眞籠”が指名されることもしばしばだという。

 「例えば、超短納期で、わずかなミスも許されない設計案件がありました。メーカーとして、納期遅れだけは絶対起こすわけにいきません。そこで私が設計を任せられました」と眞籠氏。具体的には、大容量データを一度RAMに貯め、その後別のシステムに渡す回路の設計だったが、期間に加えて開発予算も限られている制約の多い案件だったという。だが眞籠氏は、過去複数社で培ったスキルと経験を活かし、難局をクリアした。

 「A社で得た省エネ化、B社で得た納期短縮のノウハウというように、様々な企業での経験を課題解決に活かしています。これは当社のエンジニアならではだと思います」と眞籠氏は話す。

自らキャリアプランを描き
最適な会社や働き方を選択

毎年11月に開催される「アルプスロボットコンテスト(ARC)」。社員が互いに技術を競い合う
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 また、こうした同社の特性を活かし、学生時代には考えもしなかった業種で活躍するエンジニアもいる。それが木村 美佐氏だ。

 木村氏の学生時代の専攻領域は「化学」。しかし、現在はプリント基板の切削加工企業に常駐し、樹脂材を用いた治具(キャリアというハードディスク研磨用治具)の開発に携わっている。

 「業種は、学生時代の専攻と直接的な接点はありません。ですが、樹脂材料の検討や適切な分析・検査が行えるのは、大学で学んだ化学の知識があるからこそです。現在はその知見を活かして、治具の品質向上を目指しています」と木村氏は説明する。自分が持つ知識やノウハウが、思いがけないところで活きてくる。そんなチャンスがあるのも同社ならではの面白さだ。

 もちろん、紹介した2人のように様々な現場でスキルを磨く以外にも、同じメーカーで長く働き、特定の技術を追究することもできる。「どういう目的で、どんなスキルを身に付けたい」と希望を出せば、キャリアプランを考慮した営業が行われる。

 実際、入社3年目の松本 健氏は、「様々な企業を経験する」「1つの企業で長く働く」、その両方のメリットを享受しようとしているエンジニアだ。

 電気電子工学科出身の松本氏は、入社から一貫して鉄道インフラ開発の企業に常駐。列車ダイヤの状況や、信号機、踏切、転轍機(ポイント)などの稼働状況を把握するシステムの電気設計に携わってきた。この仕事を通じ、「機器の仕様をより深く理解するには、回路設計の知識が必要」と実感し、社内勉強会にも積極的に参加している。

 「『ものづくりはやりたいけれど、何を作りたいかが定まらない』。私はそんな学生でした。この状態で専業メーカーに就職しても、自分に合わなければ、大きな機会損失になってしまいます。それなら、様々な企業を経験できるアウトソーシングが自分に向いている。就活の早い段階からそう決めました。これから、思った通りのキャリアを描いていけそうです」(松本氏)

 同社は、「社員の成長が会社を成長させる」という考えを事業の軸に据えている。それが単なるスローガンとしてではなく、現場まで浸透している点は、様々なことに挑戦したいエンジニアの卵にとってのメリットといえるだろう。

 また、チームアルプスというビジョンの下、全社員が一丸となり、会社を強くしていく組織的な取り組みも浸透している。

それぞれの現場で、自らのスキルを活かして活躍できるという環境が、自信に満ちた笑顔につながっている
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同僚・先輩が近くにいる環境
サポートの下、不安なく働ける

 同社では、エンジニアの成長を支援する体制も整えている。例えば、客先就業時は、基本的にグループでの配属となることが多く、自社の先輩が近くにいる環境で働ける。「お客様先の先輩・上司とのコミュニケーションはとても大切ですが、一方で、新入社員がいきなりそれを1人でやるのは難しいでしょう。アルプス技研の先輩がそばにいるので、分からないことはすぐ聞けますし、お客様先での交流も広げやすい環境があります」(眞籠氏)。

 社員同士が親睦を深めたり、自発的にスキルアップを図る社内活動も盛んだ。年1回の「アルプスロボットコンテスト」では毎年多くのエンジニアが技術を競う。2018年には、外国人エンジニア中心に企画したスピーチコンテストも開始。休日にフットサルやバーベキューをするグループもあり、客先常駐型の仕事でありながら、社員同士の交流は多いという。「また、私は現在、子育てと仕事を両立しています。産休・育休制度も充実しており、女性の働きやすさという面でもよく整備された会社だと感じます」と木村氏は付け加える。

 今後も、自分に合った職場や働き方でキャリアを積み、成長していきたいと語る3人。「“頼られるエンジニア”になりたい人を、先輩が全力でフォローします。不安なく飛び込んできてください」と眞籠氏は言う。

 技術力とヒューマンスキルを兼ね備えた人材によって、日本のものづくりを強力に支えるアルプス技研。50周年を迎え、教育研修も一層充実し、エンジニアとして成長するためのサポートは万全である。これから社会へ羽ばたく学生たちの可能性を大きく広げてくれるはずだ。

Corporate Data
会社情報 【資本金】
23億47百万円(2016年12月末現在)
【社員数】
連結3,716名/単体3,080名(2016年12月末現在)
【設立】
1971年1月12日(創業1968年7月)
【事業内容】
ものづくり事業/開発・設計領域に特化したアウトソーシング事業/技術プロジェクトの受託事業/ソフトウエア開発事業/自社工場における製品開発事業
採用情報 【採用職種】
技術系
設計・開発エンジニア職(機械)
設計・開発エンジニア職(電気・電子)
設計・開発エンジニア職(ソフトウエア)
設計・開発エンジニア職(化学)
総合職
営業職、企画業務職(人事・採用・総務・経営企画・国際部門など)
【年間休日】
124日(2017年実績)
【育児休暇からの復帰率】
100%(2017年見込)
【勤務地】
全国各営業所および周辺都市
【初任給】
修士了 230,000円(2017年実績)
大学卒 210,000円(2017年実績)
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