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デジタル革新と電力需要拡大への最適解

Keynote

DIGITIZINGによるデジタル革新とPOWERINGをEcoStruxureが支える

シュナイダーエレクトリック

シュナイダーエレクトリック インターナショナルオペレーションズ
エグゼクティブバイスプレジデントLuc Rémont

Luc Rémont 氏

基調講演の壇上に上がったシュナイダーエレクトリックのLuc Rémont氏は、今後のビジネスの鍵を次のように予測する。「現在の世界経済を牽引しているのは人工知能(AI)、拡張現実(AR)、IoTなどのDIGITIZING(デジタル化)。そして、2030年頃には、拡大する電力需要に応えるためのPOWERINGが経済成長の重要テーマになります」。

そのうえで、「われわれのモットーは、より良い生活をテクノロジーで実現する『Life is On』です」とアピールした。

そうしたDIGITIZINGとPOWERINGを支えるのが、シュナイダーエレクトリックの「EcoStruxure」というアーキテクチャー。製品とサービスは「ネットにつながる製品群」「エッジコントロール」「アプリ、アナリティクスおよびサービス」という3層のプラットフォームにマッピングされており、アプリケーションに精通したエンジニア、パートナー企業とのエコシステム、設計~メンテナンスまでをカバーするツールとともに顧客企業に提供される。

デジタルトランスフォーメーションによる
新しいエネルギーマネージメント戦略

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日本企業のデジタル革命と
グローバリゼーションを強力に支援

シュナイダーエレクトリック

シュナイダーエレクトリック 日本統括代表白幡 晶彦

白幡 晶彦 氏

シュナイダーエレクトリック日本統括代表の白幡晶彦氏は、日本市場における同社の事業戦略のポイントを次のように紹介する。「当社がグローバルに追求しているDIGITIZINGとPOWERINGは、日本においても重要なテーマです。さらに、日本企業にとって、デジタル革命はグローバリゼーションを拡大する大きな機会にもなります」。

現在の日本における課題として白幡氏が挙げたのは、IoTを支える「データセンター」、産業分野におけるIoT(IIoT)に対応できる「スマートファクトリー」、効率性と安全性を担保できる「デジタルプラント」の3点。シュナイダーエレクトリックでは、それぞれの課題を解決するソリューション群を用意している。データセンター向けの「EcoStruxure IT」、スマートファクトリー向けの「EcoStruxure Machine」、デジタルプラント向けの「EcoStruxure Plant」だ。

「日本のシュナイダーエレクトリックは、今後も、デジタル化による技術の継承、横断的なインフラ統合の管理システム、グローバリゼーションの加速に取り組んでまいります」と白幡氏は力強く語った。

デジタルトランスフォーメーションによる
新しいエネルギーマネージメント戦略

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顧客と共にデジタルイノベーションを推進

SAPジャパン株式会社

SAPジャパン株式会社 代表取締役会長内田 士郎

内田 士郎 氏

SAPジャパン代表取締役会長の内田士郎氏は、「当社はインダストリー4.0のデジタルイノベーションに積極的に取り組んでいます」と話し、国内外の5つの事例を紹介した。

国外では、独ケーザー・コンプレッサーが、「コンプレッサー販売」から「予知保全方式に基づく圧縮空気の安定供給」へとビジネスモデルを転換。イタリアの鉄道会社であるトレニタリアは、保守方式を距離基準から状態基準へと切り替えることによって年間の保守費用を約9%(150億円相当)削減した。中国・南京市も、自動車に無線ICタグを取り付けて交通状況を見える化。パターンを発見して信号の切り替え間隔を制御することによって交通渋滞を減らした。

国内では、石油業界と経済同友会がビッグデータ、AI、ARの技術を活用した「匠の技の伝承」を検討中。建設分野ではコマツ、NTTドコモ、SAPジャパン、オプティムの4社がクラウドIoTプラットフォーム「LANDLOG(ランドログ)」の運用を2017年10月にスタートさせている。

「デジタルイノベーションを起こすために、当社はお客様と一緒になって課題を発見し、外部の知恵も借りるエコシステムで解決しています」と内田氏は語る。

デジタル・イノベーションの作り方

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デジタルマネージメントによって日本に大きなチャンスが生まれる

慶應義塾大学名誉教授/東洋大学教授竹中 平蔵

竹中 平蔵 氏

「すさまじい勢いで世界が変化する今、デジタルのテクノロジーを集約した第4次産業革命を進めることによって、日本にはチャンスが生まれます」

こう強調する竹中平蔵氏は、次の時代を良くするための政治課題でありながら現状では手付かずになっているテーマとして「社会保障の改革」「地方分権」「エネルギー問題」の3つを挙げた。このうち、エネルギー問題については、管理をデジタル手法で行うデジタルマネージメントが有用だというのが竹中氏の指摘だ。

では、デジタルマネージメントを進めるために、われわれは何をすればよいのか。「注目すべきは、第4次産業革命の鍵でもあるAI、ロボット、IoT、ビッグデータ、シェアリングエコノミーです」と、竹中氏。今後取り組むべき具体的テーマとして、「ビッグデータの利活用」「レギュラトリーサンドボックス(規制の砂場)を活用した社会実験」「リカレント教育による学び直し」の3つを示した。

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