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3つのコア事業で日本の基幹産業を牽引、若きエンジニアがグローバルに羽ばたく

顧客ニーズを経験と技術力で実現
日本品質の製品を市場に送り出す

 東芝と三菱電機の産業システム部門の統合によって、2003年に誕生したTMEIC(東芝三菱電機産業システム)。約1世紀の歴史を持つ経験をベースに、先進的な技術を積み重ね、製造業向け電機設備事業分野の国内を代表する一社としてグローバルに事業を展開している。

 同社のビジネスは3つのコア事業で構成されている。電力を効率よく変換・制御する「パワーエレクトロニクス」、工場・プラント内の機器を動かす電動機・発電機などの「回転機」、各プロジェクトのプランニングから施工までを行う「エンジニアリング」だ。

 提供される製品群は、製鉄、製紙、石油化学のプラントや発電所など、日本の基幹産業をあらゆる面で支えている。例えば、ときには高さ6m、重さ60tにもなるモータ(回転機)を動かすために必要な高圧・大容量の電流を制御する「ドライブ装置」は、TMEICの中核製品の1つ。近年の顧客ニーズにあわせて世界最小クラスのコンパクト化が図られているほか、99%という高い変換効率によってムダのない電力使用を可能にしている。

製品をつくり、組み合わせて提案
一気通貫のものづくりを推進する

不明点があれば、すぐに先輩エンジニアに相談。よりよいものをつくるためのノウハウを学べる環境がある

 TMEICは、多くの製品で、設計・開発・納入、その後の運用サポートまでを一気通貫で実施。各領域のエンジニアが連携しながら、質の高い製品を世に送り出している点を強みとしている。今回紹介する3名も、「鉄鋼業」という顧客を共通項としながら、それぞれ異なるものづくりの局面を担っている。

 「例えば、私は製鉄所のミル(圧延機)やテンションリール(巻取機)などに使われるモータの設計に携わっています」と話すのは、入社3年目の晦日遼氏だ。

 駆動時に熱を発するモータでは、冷却構造の改善が安定性やエネルギー効率を向上する上でのカギとなる。そのため晦日氏は、フィン(放熱板)の構造などを試行錯誤しながら、より効率よく放熱できるモータの開発に取り組んでいるという。「既存製品よりも優れた新製品をつくるのが私のミッション。プレッシャーもありますが、それが同時にものづくりの醍醐味です」と晦日氏は言う。

 一方、そのモータを駆動するドライブ装置の設計を担当するのが、入社5年目の鈴木伸也氏である。「当社は、お客様の要望を基に受注した製品をつくります。設計には、用品配置や冷却を考える『構造設計』と用品選定や制御方式を考える『電気設計』がありますが、私は後者を担当。どんな用途で使うかによって最適な設計は異なるため、実際にお客様先を訪問して話を聞き、要望を盛り込んでいくおもしろさがあります」と鈴木氏は語る。

 そして、モータやドライブ装置などを組み合わせて、製鉄所開設の計画立案から設備導入、保守管理までのエンジニアリングを行うのが入社4年目の尾坂侑香氏だ。「私が所属する産業第二システム事業部は、当社の技術を集約し、実際に稼働するシステムとしてお客様に提案する部門。各部門から引き継いだ“バトン”を、最終的にお客様にお渡しする役目のため、強みを正しく伝えるための部門横断的な知見が求められます。日々勉強することだらけですが、その分やりがいも大きいですね」(尾坂氏)。

大学で学んだ知識を生かしつつ
さらに技術の幅を広げていける

 彼・彼女らのような若手エンジニアは、学生時代の経験を生かしつつ、様々な開発業務に携わりながら知識や技術の幅を広げていく。希望を出すことで新たな業務に携わることも可能だという。

対面や電話で顧客と話す機会も多い。「コミュニケーション力を備えたエンジニア」がTMEICの理想とするところだ

 例えば尾坂氏は、東日本大震災を機にエネルギー分野の研究を開始。日本のエネルギー消費の多くを占める産業分野で、省エネを実現する仕組みの開発に携わりたいと考え、TMEICに入社した。

 「ちょうど当社が省エネ事業に注力し始めた時期だったこともあり、該当部署に配属となりました。現在は、鉄鋼プラントのエネルギー有効活用や、冷却プロセスの新モデルを検討中。やりたいことに挑戦させてもらえる環境があると思います」と尾坂氏は語る。

 また鈴木氏は、「大学時代の専攻と異なる領域の仕事も任せてもらえます」と続ける。具体的には、ある海外企業向けのドライブ装置開発案件において、電気回路のハードウエアとシステムを制御するソフトウエア、両方の変更・調整を任されたことだ。

 「私は大学時代からハードウエア専門で、ソフト開発は素人でした。しかし、先輩エンジニアの『目の前のことを1つずつやれば大丈夫』というアドバイスを受けてなんとか完遂。自分自身、見識が大きく広げられたほか、お客様からも『重要案件を無事終えられたのはTMEICさんのおかげ』との言葉をいただいたことが、今でも心に残っています」(鈴木氏)

 もちろん、仕事を任せるにあたっては、エンジニアをサポートするための教育・研修制度も整備している。

出荷前の最終チェック。こうした作業を一つひとつ確実に行うことが、同社製品の品質を支えている

 入社年次に沿ったカリキュラムが事業部ごとに整備されており、他部門の研修にも柔軟に参加可能。さらに、業務に役立つものであれば、社外のセミナーや学会への出席も積極的に認める風土があるという。

 また活躍の場はグローバルにも広がっている。客先など、海外拠点を訪れた際には様々な先進技術に触れる機会があるという。「私も、海外の展示会に省エネ技術の説明員として参加した経験があります。海外留学の制度もあるので、いつか利用したいですね」(尾坂氏)。

 チャレンジを認める風土とサポート体制、そしてグローバルな活躍の場が揃ったTMEICなら、エンジニアとしての理想のキャリアを描くことができるはずだ。

Corporate Data
会社情報 【資本金】 150億円(2016年3月)
【社員数】 2,470名(2016 年3月31日現在)
【事業内容】
(1)製造業プラント向けを主とした産業システムおよび電機品の販売・エンジニアリング・工事・サービス(2)製造業向け監視制御システム、パワーエレクトロニクス、回転機(大容量電動機等)の開発・製造
【海外製造拠点】 米国/ヒューストン、中国/上海・塩城・広州、インド/ベンガルール
採用情報 【採用職種】
事務系:国内営業、海外営業、経理、調達、企画 など
技術系: 研究開発、電気設計、機械設計、製造技術、品質管理・保証、制御システム開発設計・応用技術、営業技術 など
【採用実績大学】 全国国公私立大学、高等専門学校
【採用実績学科】 全学部全学科
【勤務地】 東京(京橋、府中)、横浜、大阪、神戸、長崎ほか
【2017年入社予定数】 事務系:21人 技術系:43人
【初任給】
博士了: 266,500円(2016年度実績)
修士了: 235,000円(2016年度実績)
大学卒: 210,500円(2016年度実績)
高専卒: 185,500円(2016年度実績)
お問い合わせ
  • 東芝三菱電機産業システム株式会社
    東芝三菱電機産業システム株式会社

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    〒104-0031 東京都中央区京橋3-1-1( 東京スクエアガーデン)

    TEL:03-3277-4325

    URL:http://www.tmeic.co.jp/saiyou/newgrads/

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