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日経テクノロジーonline SPECIAL

ユニアデックス「IoTにウォーターフォール型開発はなじまない」

要件を厳密に定義し、機能を一つひとつ確認しながら構築していくのが一般的な情報システムの開発手法だ。しかし、「IoTの世界にそうしたウォーターフォール型の開発はなじまない」と指摘するのがユニアデックス エクセレントサービス創生本部IoTビジネス開発統括部IoTサービス企画部の安原慎氏だ。IoTは「フェイルファスト」で小さな成功を見つけて作り上げていくのが有効とし、具体的な事例を交えながらIoT時代に有効な開発アプローチを提示した。

 安原氏は、IoTにウォーターフォール型開発が合わない理由として、IoTは、実践してみないと分からないことが多いことを挙げる。要件定義から基本設計、詳細設計へ着実にステップを踏んで進めていく、いわゆるウォーターフォール型開発は、高い品質のシステムを確実に作っていくのには有効だ。同社もIoTを活用したシステム開発に取り組み始めた当初は、一般的なシステム開発同様にウォーターフォール型で開発していたという。「ところが費用対効果の検証などが難しく、これは別の方法が必要だと半年ほど経って感じました」(安原氏)。

 そこで浮上してきたのが「フェイルファスト」という考え方だ。実践してみないと分からないのであれば、アイデアの事前検証は後回しにして、先に作ってから考えるしかない。「仮に失敗してもリスクは最小限で抑えられるように小規模なシステムを作って検証することを繰り返し、小さな成功を見つけて具体化していくアプローチが有効だと気付きました」(安原氏)。フェイルファストが効果的であるという結論に行き着いた同社は、実践のアプローチを体系化した。