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日経テクノロジーonline SPECIAL

日立ソリューションズ「IoTによる保守サービスの業務改革で売り上げが伸びる」

IoTを活用した業務プロセスの革新に取り組む機運が、製造業において高まっている。これとともにバリューチェーンの至るところで新たな可能性が生まれつつある。その一つが、保守業務だ。IoTを活用して保守サービス部門の業務改革を実現することによって、事業全体の売り上げを伸ばすことができるという日立ソリューションズ 産業イノベーション事業部Dynamics推進センター 技師の八巻美紀代氏は、その具体的なアプローチや事例について語った。

 製造業では、モノの販売を中心としたビジネスモデルから、アフターマーケットを含めたサービス型へとビジネスモデルを転換する必要性が叫ばれている。バリューチェーンの一部であっても革新に着手することは、ビジネスモデルの舵をサービス型へと切るキッカケとなる可能性がある。八巻氏は、今回の講演でその具体的なポイントの一つとしてサービスエンジニアが担当する保守サービスの具体的なアプローチについて言及した。

 八巻氏によると、サービスエンジニアの業務効率向上を阻む大きな要因の一つが、現場の「再訪問」だ。北米での調査では訪問のうち74%が再訪問ということが明らかになっており、その理由として「必要な部品やツールが揃っていない」「現場で作業が完了しなかった」「顧客や問題に関する知識が不足していた」などが挙げられている。この結果を受けて八巻氏は、「これらは本来IoTで解決できるはず。IoT活用によって不要な現場の再訪問を減らせば、サービスエンジニアの業務効率は改善できる」と断言した。さらにサービス型ビジネスモデルへの転換を図りつつ、現場の問題を解決する具体的なソリューションを明らかにした。