Bluemixの紹介

Bluemix開発入門

第1回

Bluemixの紹介

Bluemixについて、はじめに知ること

 クラウドは、一般のビジネスマンにも広く知られるようになりました。クラウドにはいくつかのサービス形態があり、○aaS(○○ as a Service)という通称で呼ばれています。たとえば、仮想サーバーをネットワーク越しに提供するIaaS(Infrastructure as a Service)、アプリケーションを作成するためのプラットフォームを提供するPaaS(Platform as a Service)、グループウェアなどサービス自体を提供するSaaS(Service as a Service)などがあります。今回はその1つであるPaaSのIBM Bluemixを紹介します。

IBM Bluemixはウェブの環境を作ってくれる

 ウェブサービスを作ろうとしたとき、頭を抱えるのが「サーバー」でしょう。プログラミングをするうえで必ず開発環境を作る作業はありますが、手元のマシンに環境を作るのと実際にウェブ上で環境を作るのとでは勝手が異なります。

図1 Bluemixトップページ 図1 Bluemixトップページ この画面からBluemixを使い始めることができます。また、資料やカタログへもここから移動できます  IBM Bluemixは、開発者がサーバー構築・運用の労力にとらわれず、プログラミングに集中できることを目的としたサービスです。このサービスは、PaaSと呼ばれる形態を基本とし、あらかじめ用意された実行環境にプログラムを配置するだけでよいのが特徴です。 また、Bluemixは100以上のサービス連携も提供しており、これらを組み合わせることにより、より早く幅広いアプリケーションを作ることが容易になります。さらに、後で説明するコンテナーの利用やより自由度の高い仮想マシンを利用できる環境もそろっています。

 利用するにあたりうれしいのは、低コストで使い始められることです。アプリケーションを載せるインスタンス(個々の仮想サーバーを指す)は、標準的なスペックなら1台分が実質無料となります。

図2 Bluemix 料金カリキュレーター 図2 Bluemix 料金カリキュレーター 必要なインスタンス数・メモリー、利用するサービスの想定量を入力することで料金の目安を算出することができます  そして、インスタンスの台数やスペックによって費用が決まるので、ユーザーが増えたり、処理の負荷に合わせて調整することで、余分なコストを抑えることができます。連携できるサービスにおいても、無料・低コストで始められるよう費用設定されているものが多くなっています。また、インスタンスやサービスの使用量を想定して計算できる「料金カリキュレーター」もあるので、費用感を把握するのに便利です。

 また、クラウドのサービスを利用するにあたりよく障壁となるのが、利用登録の際に必要となる「クレジットカード」です。Bluemixにおいては、フリーミアムの利用であればクレジットカードは不要ですので、利用開始しやすくなっています。
IBM Bluemix Bluemix DEVELOPERS LOUNGE in Impact HUB Tokyo