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vol.06 Trend 第8世代となったインテル® Core™ プロセッサーその進化が企業にもたらす価値とは?

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> 第8世代となったインテル® Core プロセッサー その進化が企業にもたらす価値とは?

Writer : 本間 幹

Data : 2017/12/11

今年、インテルから発表された第8世代となるインテル® Core プロセッサーは、前世代に比べ、性能が飛躍的に向上しているという。具体的にどのような進化を遂げたのか?企業担当者が知っておきたいポイントをまとめて紹介する。

前世代よりコアが2つ増えパフォーマンスが飛躍的に向上

2006年に登場したインテル® Core プロセッサーも、今年発表されたもので8世代目となった。

このプロセッサーについて、まず知っておきたいことが、同じ世代で開発コードネームがノートPC向けのものとデスクトップPC向けのもので異なるという点。「Coffee Lake-S」がデスクトップPC用、「Kaby Lake-R」がノートPC用となっている。

それでは、この最新のプロセッサーが前世代からどのように進化したのか、それぞれについてみていくことにしよう。

まず、デスクトップ向けの「Coffee Lake-S」だが、CPUの核であるコアの数が2つ多いのが前世代との最大の違い。

i7とi5シリーズはコア数が4つから6つに、i3シリーズでは2つから4つに増設。なお、インテル® Core プロセッサーでは、ハイエンドラインであるExtreme Edition以外で初めて6コアが採用された。このことは発表時には大きな話題となったようだ。

コアが増えたことで当然プロセッサーの性能は向上するが、必要に応じて定格の動作周波数を速める「インテル® ターボ・ブースト・テクノロジー2.0」などの機能も組み合わせることで、前世代と比べて性能が最大13%UP。グラフィック性能も最大で47%向上したという。

次にノートPC向けの「Kaby Lake-R」だが、こちらも「Coffee Lake-S」同様、コアが2つ追加され、前世代の2(デュアル)コアから4(クアッド)コアになった。

その結果、最大で30%の生産性の向上を実現している。

また、こちらはノートPC用のプロセッサーということで、バッテリーライフも気になるところだが、これについては最大10時間の持続駆動を確保。ビジネスユースなら丸一日充電しなくても使える環境を提供してくれるのだ。

なお、コア数が増えればプロセッサーの消費電力も上がるため、「Kaby Lake-R」のようなクアッドコアのプロセッサーで省電力化を実現させるのは簡単なことではない。それができるのも、インテルが有するバッテリーの高効率化技術の賜物だといえるだろう。

今後のビジネス環境を見据えたグラフィック&セキュリティ性能

ここまで「Coffee Lake-S」「Kaby Lake-R」それぞれについてパフォーマンスが飛躍的に向上していることを紹介してきたが、両方に共通するポイントとして注目したいのが、内臓GPUが「インテル® UHD グラフィックス」となったこと。これにより、4K UHDビデオや360度ビデオ、VRビデオなどのコンテンツの閲覧や作成、編集をスムーズに行うことができるという。つまり、今後主流になるであろう映像技術に対応する「次世代型プロセッサー」と呼ぶにふさわしい仕上がりになっているのだ。

第8世代インテル® Core プロセッサーにおける進化の最大のポイントは、パフォーマンスの飛躍的な向上に尽きるが、今後のビジネス環境を考えて、多くの企業にこの最新のプロセッサーを搭載したPCの導入をおすすめしたい。

なぜなら、ビジネスユースのPCには、これまで以上にパフォーマンスが求められるからだ。

労働力人口減少という課題に対応していくためには、労働者一人ひとりの生産性を上げることが重要だが、業務で使用するPCの処理に時間がかかっていては、その実現は到底望めない。

また、現在、国を挙げて推進する「働き方改革」実現の具体策の1つである「モバイルワーク」を行う際、たとえノートPCを使っていつでもどこでも作業ができても、ハイパフォーマンスが低くて作業に時間がかかってしまっては元も子もないのは言うまでもないだろう。

さらに企業で使うPCに求められるセキュリティ性能を考えると、インテル® Core プロセッサーの中でも、インテルが提唱するビジネスPC向けのプラットフォーム技術であるインテル® Core vPro(以下vPro)が搭載されたPCがベストチョイスだと言えよう。

現在、いかなる企業もサイバー攻撃のリスクにさらされているのは言うまでもないが、攻撃が高度化、巧妙化する中、従来のようなソフトウエアに頼った対策では防御が不十分になってきているという。そのような課題を解決できるのが、vProで利用できる「インテル® Authenticate(オーセンティケート)」である。

これはID、パスワードのほか、指紋などの生体情報や位置情報を組み合わせた多要素認証をハードウエアレベルで実現するソリューション。ハードウエア内部で認証要素や認証結果が暗号化され、不正利用や成りすましなどのリスクを軽減でき、エンドポイントセキュリティをより万全なものにしてくれるのだ。

第8世代のvProの発売はこれからだが、このプロセッサーが搭載されたPCは、以上のような優れたセキュリティ性能と高いパフォーマンスによって、導入企業の生産性向上に大きく貢献してくれるだろう。

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