ユニークな取り組みで成長を続ける先進企業のノートPC活用術(後編)先進企業が教える上手なノートPCの選び方

  • Writer : MOTOKI HONMA
  • Data : 2018/1/30
  • Category : 業務改革

前編では、創業以来、堅調な成長を続けるユナイテッド株式会社が、全社員の業務用PCをノートPCにしたことで、様々なメリットを実感していることを取り上げた。後編では、ノートPCの具体的な選び方や、社員一人一人の成長と生産性向上を後押しするためのユニークな取り組みに関するインタビュー内容を紹介する。

PCのスペックは
少し高めのものを選んでおくこと

さて、一口にノートPCといっても、形状やスペックは千差万別。そんな中からどのような端末を選定すればよいのか? 井石氏によれば、ユナイテッド株式会社の選定のポイントは以下の通りである。

ユナイテッド株式会社
コーポレートカルチャー本部 環境推進部 部長
井石 健太郎氏

「技術の進歩が速い分、PCを導入する際には、CPUのスペックが少し高いものを選んだ方がよいと考えています。具体的にはIntel® Core™ i5 プロセッサーがベース。今では営業などでも、動画など、リッチなコンテンツを扱うことが当然ですが、このプロセッサーであればどのような作業でもストレスなく行うことができると思います。とはいえ、3Dグラフィックを扱うゲームなどのクリエイティブ作業メインのPCにはさらに高いスペックが求められます。そのような場合は、Intel® Core™ i7プロセッサーを搭載したPCを提供。つまり、職種ごとに求められるスペックに見合うものを用意するようにしています。また、出張や外出の多い営業職はもちろん、社内での利用が中心になる職種でも、バッテリーライフは気になるところ。社内といっても、あちこち移動しながら作業を行う際にいちいち電源を確保するのは、やはり面倒ですから――」

また、セキュリティについても、指紋認証によるログオン機能が備わったPCを選ぶなど、十分な対策を講じている。

ここで重要なのが、モビリティ性能とセキュリティ性能のバランスをいかにうまくとるかということ。

「セキュリティを考えて、社外に持ち出すことを禁止してしまえば、モバイルPCの価値を享受できなくなってしまいます。そもそもスマートフォンも高度情報機器ですが、これを『社外に持ち出すな』というのはナンセンスです。ですから、スマートフォンがある以上、PCの持ち出しだけを禁止しても意味がない。つまり、使い勝手を損なわずにセキュリティを担保することが求められます。」と井石氏。

「あとは結局のところ、セキュリティに対する社員一人ひとりの意識を高めることが重要になるのではないでしょうか?この点については地道な努力になりますが、今後も継続して行っていく必要があると考えています」(井石氏)