働き方改革の先進企業が実践!ワークスタイルを変えたPCの選び方(前編)

  • Writer : Motoki Honma
  • Data : 2017/12/4
  • Category : 女性活用、テレワーク

黒酢や肝油を使ったサプリメントなどで知られる株式会社えがお。コールセンタースタッフをはじめ、数多くの女性従業員が活躍する同社は、地元熊本県主催の「男女共同参画推進事業者表彰」を受賞するなど、積極的に女性が働きやすい職場環境の構築に取り組んできたことで知られている。今年に入ってからは、さらなる働きやすい環境を整備することを目的に新たなノートPCを導入。前編では、働き方改革の具体的な取り組みについて聞いたインタビューの内容を紹介しよう。

生き生きと働ける職場は
自分たちの手で作ることが鉄則

熊本県熊本市に本社を構える株式会社えがおは健康食品などの通信販売を展開する中堅企業。約500人ほど在籍する従業員の8割が女性という同社では、女性が働きやすい環境づくりに積極的に取り組んできた。

育児休暇、産後休暇や時短勤務はもちろん、パート社員の正社員登用制度など――、現在様々な取り組みを行っているが、その動きがより活発化したのは2014年末のこと。新しい本社屋の完成がきっかけになったのだという。

新社屋には7時30分~20時30分まで子供を預けられる企業内保育園などができ、制度だけでなく、設備面の充実も図られたのである。

今年2月には「ひとり親支援プロジェクト」がスタート。これは、ひとり親でも、子育てしながら、それぞれが持つ能力を十分に発揮して働ける環境を提供しようというもの。

具体的には、転居を伴うフルタイム勤務のひとり親を対象に社宅を安価で提供したり、正社員だけに限られていた財形貯蓄制度の対象をひとり親のパート社員まで拡大するなどの支援を行う。

また、女性が働きやすい環境づくりと併せ、業務生産性やワークライフバランスを高める取り組みも実施。具体的には、部署ごとの不要な業務を洗い出す棚卸会議や毎金曜の半休取得を推進するプレミアムフライデー制度などが行われているという。

そして、働き方改革を進める上で同社が大切にしているのが、従業員の声をしっかり取り入れること。実際、企業内保育園を作る際には、子供を保育園に預けた経験のある従業員をプロジェクトメンバーにしたり、「ひとり親支援プロジェクト」を開始するにあたっては、一人で子供を育てる従業員の話を聞いたという。

よい会社、働きやすい会社は会社に求めるだけではなく、自分たちで作っていくもの――これは同社代表取締役社長の北野忠男氏が常々口にする言葉だというが、その思いを体現しているのである。

株式会社えがお 広報部 係長
大島 倫子氏

「もちろんトップダウンで、様々な制度を作って、実施することは可能です。しかし、それだと従業員にとって本当に使いやすいものになるとは限らないのではないでしょうか? やはり『自分たちの会社をよくしよう』『自分たちが働きやすいようにしよう』という気持ちをもって、そのためにどうするかを主体的に考えていくことが大切だと思います」と同社広報部係長の大島 倫子氏は語る。