ベストセラー作家の仕事の流儀とは~作家 池井戸潤氏

  • Writer : ASAMI NAKAMA
  • Data : 2017/12/1
  • Category : デジタル活用、働き方改革

数多くのエンタメ作品を生み出している作家、池井戸潤氏。数多くの作品が映像化され、2018年には初の映画化も公開されるが、その創作の源泉はどこにあるのだろうか?今回は池井戸氏の仕事の流儀から紐解いていく。

時計を持たなくなったのが、
勤め人時代との違い

日本で最も次の作品を待たれている作家の一人である池井戸潤氏。取材や執筆、メディア対応などで多忙な毎日を送っているのではないかと思いきや、規則的な生活リズムを繰り返していると教えてくれた。

作家 池井戸 潤 氏

「朝起きてから昼まで原稿を書いて、ランチに出かけます。午後はそのまま原稿を書くこともあれば、たまに取材に行くか、逆にこうやって取材を受けることも。1日3〜5時間程度の執筆が限界なので、夜遅くまで書いたり、徹夜をしたりすることはないですね」

現在、企業の社外取締役も掛け持ちしている池井戸さん。定期的に役員会に参加し、相談事について電話を受けることもある。だが、おおよそ夕方には仕事を終え、夜は飲みに行くことも多い。

「勤め人時代との違いは、時間を気にしなくてよくなったことでしょうか。マネージャーがスケジュールを管理してくれるので、時計を持たなくなりました」

「気楽な生活ですよ」と笑うが、作品を生み出すための強い重圧が常にあることは想像に難くない。そんな池井戸さんの息抜きの一つがゴルフだ。ドラマ『陸王』でこはぜ屋縫製課のリーダー正岡あけみを演じる阿川佐和子さんもゴルフ仲間だという。

「いろいろな関係のゴルフ仲間がいて阿川さんもそのひとりですね。お誘いがあれば参加する、というスタンスです」

テレビドラマ『陸王』で、こはぜ屋縫製課のリーダー正岡あけみを演じる阿川佐和子さん
(画像提供:TBS)