コンサドーレ 野々村芳和の経営論北海道から世界のクラブへ~株式会社コンサドーレ 代表取締役社長CEO 野々村 芳和 氏(後編)

  • Writer : Cross Architects
  • Data : 2017/11/8
  • Category : デジタル活用、働き方改革

デジタル活用は「まずやってみる」ことが重要

ーークラブ経営におけるデジタル活用について伺います。デジタル技術の進化により、スタジアムの演出から、情報発信、戦力分析など、デジタルの可能性は無限にあります。デジタル活用についてどのようにお考えですか。

デジタルの可能性は常に意識しています。ただ、正直Jリーグにおけるデジタル活用はまだまだ遅れていると感じています。個人情報の整備はもちろん、ビッグデータを活用することでECの伸びしろもあると感じています。2017年からはJリーグとDAZNが10年間の放映権契約を締結し、サポーターの視聴環境も変わりました。テレビなど従来のメディアでの露出ももちろん大事ですが、デジタルにおける情報発信も積極的に取り組んでいきたいと考えています。

社長としては、そのためにお金を用意して積極的に投資していくことが必要。「まずやってみようよ」と積極的にチャレンジしています。

ーークラウドファンディングなども積極的に参加されていますね

はい、これはクラウドファンディングが話題になった数年前から取り組みを開始しています。選手の育成・強化費をねん出することを目的として、現役選手、OB選手、クラブ、そして北海道の地域が一体となった取り組みです。コンサドーレを応援してくれる方から直接支援して頂けるようなこうした取り組みは、デジタルの進化によりビジネスモデルが発展してきたからこそですね。

2014年に加入した元日本代表小野伸二選手もホームタウン活動に積極的に参加している。
地域や社会が一体となった活動こそ、クラブ経営の礎になるのだ。

本当を言うと、私自身正直「超アナログ人間」なので、スマホをいじるのがやっとだったりします(笑) だからこそ、デジタルが得意な仲間の意見を聞きながら、良いものを積極的にチャレンジしていくことが大事なのではないでしょうか。