クラウドサービスの活用が企業成長の鍵に

  • Writer : Kitamura Daisuke
  • Data : 2017/11/10
  • Category : 業務改革

企業が取得するデータが増えたことで、営業担当者がプレゼンテーションの資料を制作するために取り扱うデータの量は必然的に増えており、顧客はプレゼンテーションの内容もより緻密でデータの裏付けのあるモノを求めるようになっている。

そのため、顧客のニーズを汲み取った情報を活用したプレゼンテーションを行うために、データ自体をクラウド上にアップする必要があるのだ。そうすることで、営業担当者はいつでもデータにアクセスすることが出来るだけでなく、全社共通のフォーマットで管理するため、営業担当者のリテラシーの差によるプレゼンテーションの精度差を減らすことも可能になる。

リテラシーの差を減らすことは
作業の共有を可能にすることができる。

例えば、フィールドワークに出ている営業担当者がモバイル端末を使いプレゼンテーションの最中にオフィスにいるスタッフに指示を出し、顧客のニーズに合わせ資料を更新していくことも可能だ。

営業担当者とオフィスのスタッフがクラウド上で連動することで、顧客へのアプローチがよりスムーズになるため営業効率をはかることができ、顧客の反応のよかった営業資料を共有することで資料の精度を上げていくことも可能。営業担当者個人個人が顧客に合わせて別々の資料を制作していた作業を共有化することは、精度の高い資料の制作ができるだけでなく、資料制作の時間を短縮するにも繋がるのだ。

クラウド化がワークスタイルを変える。

クラウドソリューションの活用は、営業支援だけではなくワークスタイルの変化も生んでいる。クラウド環境での作業では、作業工程を残すことができるため作業効率のいいスタッフの働き方を分析することも可能だ。

業績を残しているスタッフの営業アプローチの手法が残り、新人スタッフがそれを学ぶことで、人材育成の時間を短縮することもつながる。また、先輩営業担当者が資料制作時にどのようなデータにアクセスするかを見ることができ、データ抽出にかかる時間を短縮することや、自社のトレンドをいち早くつかむことも可能になる。

このように、スタッフの作業をデータ化し統計を取ることで、自社のストロングポイントやウィークポイントを洗い出し商品開発やプレゼンテーションに生かすことができるのだ。今後は、自社データをAIが分析し活用することで、ミスの多い項目、時間のかかっている作業などの効率化をはかることもできるようになる。

また、作業環境をクラウド化することは、大規模な組織改編を行わずに営業効率をアップするだけでなく、今後、進化していくモバイルデバイスやAIとの連動もはかることができるので、新たなワークスタイル実現への第一歩になるのだ。