社員の75%がママ。中小企業でも実践できる!フレックスタイム&リモートワークで生産性を上げる働き方

  • Writer : 株式会社Waris
  • Data : 2017/10/03
  • Category : 女性活用、テレワーク

「さぼり回避」よりも「働きすぎ防止」が課題

自由なのは、働く「場所」だけではない。働く「時間」の自由にもこだわっている。フレックスタイム制を導入している企業は多いが、Warisの場合、その幅の広さが特徴的だ。就労時間は、実に早朝5時から夜の22時まで。一方、コアタイムは午前10時~12時の2時間のみと自由度が高い。

「子どもが起き出す前や、寝かしつけた後に仕事をしたい」「子どもが活動する時間帯は一緒に過ごしたい」など、ワーキングマザーの生の声に応える形で、社員それぞれの事情に合わせた自律的なタイムマネジメントを認めている。

また、フルタイム正社員のほかに、1日6時間勤務の「クロス正社員」という勤務形態を設けていることも特徴だ。一般的な企業の時短勤務は、育休復帰後の数年間など期間がかぎられている場合が多いが、Warisでは、理由や期間を問わず、この制度を利用することができる。

クロス正社員の制度を利用し、育児や介護のみならず、ボランティアや地域活動、さらには一定のルールを守った上での兼業など、社外での活動を通じてメンバーが成長することは、会社にとっても大きなメリットになる。

これらの仕組みを整えることにより、Warisでは、子育て中、あるいは地方在住の優秀な人材を確保し、業務の生産性を上げることに成功。港区ワーク・ライフ・バランス推進認定企業に選出され、そのユニークな働き方が中小企業白書にも紹介されている。

リモートワークで働いているからこそ、逆にリアルに顔を合わせる機会を大切にしている。

好きな時間に、好きな場所で仕事ができる。確かに理想の働き方だが、社員のマネジメントをする上で難しさを感じることはないのだろうか。

実際、Warisには、「そのようなやり方で、本当に社員の管理ができるのか。さぼる社員はいないのか」という問い合わせが寄せられるという。

Waris共同代表のひとりである河京子さんは、「成果や対応している業務を“見える化”することで、『さぼり』は回避できます」と言う。それよりも、「むしろマジメな社員が『ちゃんと成果を出さなければ、さぼっていると思われる』とがんばりすぎて、ワーク・ライフ・バランスを維持できなくなることを、私たちは危惧しています」。

各自の業務を細分化して工数を把握し、どの仕事に何時間かかっているのか、社員ひとりひとりにどのくらいの分量の業務を任せるのか、リモートワークにおいては、業務量を管理することが非常に難しいと河さんは語る。