駐妻の力!リモートワークで企業の事業成長をサポート

  • Writer : 株式会社Waris
  • Data : 2017/10/12
  • Category : 女性活用、テレワーク

場所を選ばずに働けるリモートワークは、キャリアの分断に悩む駐在員の妻、いわゆる「駐在妻」にも活躍機会を提供している。世界各地のキャリアに対する思いが強い駐在妻たちと、優秀な人材を求める日本企業、双方のニーズが合致して、生産性の高い関係が築かれている。

「史上最高に仕事が楽しい」
そんな時志半ばでブラジルへ

幼い頃から「一生働いていたい」という思いが強かったと語る加治屋真実さん。現在、ブラジルで暮らしながらフリーランスとして働いている。

「働く」ことへの思い入れが強く、多くの人のキャリアサポートができる仕事を希望して、大学卒業後、人材会社大手のリクルートキャリアへ入社した。

入社後は経営企画、営業企画部門にて、中期経営計画や営業戦略立案、業務効率化などに携わる。その後、事業開発部門にて新規事業の企画・立ち上げ・推進を担当。「自分史上最高に仕事が楽しい」と感じていた矢先、入社9年目に夫のブラジル転勤が決まる。「夫の駐在期間が数年に渡る予定だったので、仕事を辞めて転勤先について行くか、別居し仕事を続けるか正直言って悩みました」。しかし、夫と一緒に暮らしたいという思いが強くブラジル渡航を決定。退社後も、担当していた仕事をアルバイトとして続けられる見込みも立ち、明るい気持ちでブラジルへ向かった。

夫のブラジル転勤が決まったのは入社9年目。悩みながらも転勤へ帯同

ところが、渡航後すぐに、担当していたサービスの撤退が決まり、アルバイトの話がなくなってしまう。大事に育ててきたサービス撤退のショックもあり、しばらくは仕事を離れてブラジルでの生活を楽しもうと気持ちを切り替えた。しかし、夫の通訳がなければ言葉も通じない生活が1ヶ月ほど続いた頃、今までに感じたことのない不安と孤独で目の前が真っ暗になる。「これからここで何を生きがいにして生きていくんだろう――仕事がないと、まるで自分のアイデンティティを失ったような気がして、『仕事を始めたい』と痛切に思いました」

求人サイトやクラウドソーシングの仕事情報を眺める日々が続いたが、ある日、元上司から「リモートで仕事を手伝わないか」と連絡を受けた。「嬉しかったです。リモートの業務委託、つまりフリーランスという形で仕事を始めることになりました」

しかしながら、「特定一社専属の業務委託」というスタイルで働く中、「このまま一社に依存していては自分の成長が止まってしまうし、状況が変わればすぐに仕事はなくなってしまう」と危機感を覚え、営業活動を開始した。

営業活動として、当時携わっていた業務や自分ができることをFacebook上で発信。Facebookでは前の会社の同僚や取引先、大学の友人などとつながっているため、信頼関係があり、今までの業務内容を理解している人々に向けて営業活動ができた。これが非常に有効なネットワークとなり、フリーランスとしての仕事も軌道に乗り始めた。

仕事を再開してから、現地の生活も心から楽しめるようになった加治屋さん。「在宅のリモートワークだと生活リズムが乱れがちになるので、週に数回ヨガに通ってリラックスし、メリハリをつけるようにしています。」現地の方との交流も大切にし、ボランティアをしたり、日系図書館で読書をしたりと、ブラジル暮らしを楽しんでいる。

仕事を始めてから現地の生活も楽しめるようになった。