リモートワークで「医者がいない村に、医療を届ける。」活動をサポートフルタイムでも、専業主婦でもない第三の選択肢

  • Writer : 株式会社Waris
  • Data : 2018/1/19
  • Category : 女性活用、テレワーク

リモートワークが広げる
キャリアの可能性

働く人を、時間と場所の制約から解放してくれるリモートワーク。とは言え、顔の見えないコミュニケーションではちょっとしたニュアンスが伝わりづらく、時に誤解が生まれることもある。すれ違いを防ぐため、担当者とやり取りをするとき、阿野さんは相手の状況を想像することを心がけている。

そんなときには、別の国際協力NGOで働いていたかつての経験が生きてくる。顔が見えなくとも、今、相手がどんな空気感、スピード感で仕事をしているか、何となく察することができるのだ。相手が忙しそうなときには「お時間ある際にご返信をお願いします」と一言添えたり、質問をするときも、自分なりの考えを添えて「こういうことですか?」と相手が答えやすいようにするなどの工夫をしているという。「顔が見えないという理由で困ったことはない」という阿野さんだが、細やかな気づかいがあればこそ、クライアントともスムーズなコミュニケーションが取れているのだろう。

現在はリモートワークをベースに働いている阿野さん。子どもの成長に合わせ、少しずつ働く時間を長くして、ゆくゆくはフルタイムで仕事をすることも視野に入れている。「仕事を完全に辞めて、ブランクが長くなると、どうしても復帰が難しくなります。だから、少しの時間でも、今は続けることが大事だと思っています」。

公園で遊ぶ阿野さんとお子さん

今後は、国際協力に関わる仕事の中で、何か一つ得意分野を決めてスキルアップしたいと考えている。「もしかすると、将来は企業に就職するかもしれませんし、フリーランスとして、複数の団体の広報部門を請け負う働き方も面白いかなと感じています」と語る阿野さん。ロシナンテスでのリモートワークを通じ、自身のキャリアの広がりを実感している。

【認定NPO法人ロシナンテス】
国際協力NGO。「医者がいない村に医療を届ける」という活動指針のもと、スーダン共和国の無医村地域を中心に、2万人が暮らす村々を月に1度訪れる巡回診療、安定した医療を行うための診療所建設、清浄で安全な水を届ける水事業、国連WFPと地元NGOと協同し栄養改善事業を実施。https://www.rocinantes.org/

取材・文/株式会社Waris
(多様な生き方・働き方を創出する人材サービス企業。広報・マーケティング・人事等のプロスキルを持つ女性と企業とのマッチングサービスを展開するほか、一度離職したキャリア女性の復職支援サービス等も展開。http://waris.co.jp