株式会社エービーシー商会 - 日経アーキテクチュアSpecial

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 「最近の食品工場では、床を“床材”ではなく、大切な“設備”の一部ととらえて、衛生管理や安全確保を考慮するようになってきました」。そう話すのは、エービーシー商会化成品販売推進部販売推進課の青山勝己課長。HACCP(ハサップ)やISO22000の導入促進など、食の安全を求める声が高まるに連れて、食品工場や厨房の床にも変化が表れ始めているという。
 発注者や管理者の関心がとりわけ高いのは、仕込みや前処理、加熱、調理などで大量の熱水や水を使う部屋やゾーンの床材だ。そこで同社は、そうした空間に適した床材として、水性硬質ウレタン系の「タフクリートMH」を積極的に勧めている。

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厳しい諸条件に耐える性能

 「タフクリートMH」は、「耐熱水性」「抗菌性」「耐久性」「防滑性」「防汚性」といった食品工場や厨房に欠かせない性能を兼ね備える。従来の多くの床材は、熱水などの熱衝撃で割れたり剥がれたりして、汚れの付着や異物混入を招くおそれがある。「タフクリートMH」はそのリスクを回避できる耐熱水性を持ち、さらに抗菌性によって床を衛生的に保つ。
 また、水を扱う床では、作業中に滑らないような対策も必要だが、そのために防滑性を高めると、汚れが付着しやすくなる。それに対して、「タフクリートMH」は防滑性と防汚性をバランスよく満たすように工夫されている。

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幅木と床の一体施工

 幅木や排水溝などの立ち上がり部分も、床と一体に施工できる「タフクリートMW」を用意している。「タフクリートMH」と「タフクリートMW」を一緒に施工すれば、床面から幅木、排水溝まで、床まわりをシームレスでクリーンに保つことができる。

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低臭気・水性タイプの改修向け

 「臭いが気にならず、短時間で施工できることが、食品を扱う現場で特に喜ばれる理由の1つです」。化成品販売推進部販売推進課アシスタントエンジニアの柴田直樹氏は、改修での効果もアピールする。
 「タフクリートMH」は、有機溶剤を使わない水性材料のため、鼻を突くような臭いも発生しない。施工時間が短く、稼働を止めにくい食品工場や厨房で、改修にも適した床材と言える。

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施工後を重視したサポート体制

 施工して終わりではない。むしろ、床材の真価が問われるのは、施工後のことだ。厨房の使い方は、調理する食品などによって様々で、床材の健全度や経年変化も個々の条件で異なる。
 そうした「施工後」を重視して構築しているのが、独自のサポートシステムだ。定期的な点検・診断から、維持管理のアドバイス、必要に応じた改修の提案、改修後のメンテナンスまでをトータルにサポートしていく。「定期的に点検すれば、不具合が起こる前に手を打って寿命を延ばしたり、最小限の改修で済ますことができます」と、柴田氏はそのメリットを語る。エービーシー商会は、このサポートシステムを長年にわたり構築し、食品工場の床が長期間優れた性能を保てるように支援し続けることで、食の安全を確保する実績を重ねている。

図サポートシステム キャプション

塗り床の機能を長く保つために、エービーシー商会は塗り床のサポートシステムを確立させている。同社が施工した塗り床について、定期的な点検・診断、適切なメンテナンスや改修のアドバイス、改修工事といった流れをシステム化。食品工場などの塗り床を、常に最適な状態に保てるようサポートしていく。電話での新規の相談にも応じている

集合写真 キャプション

タフクリートMHなどの研究開発に携わるエービーシー建材研究所合成樹脂材料研究室・アシスタントエンジニアの安部聡氏(写真中央右)、同・西村直久氏(写真中央左)。埼玉県川越市のエービーシー建材研究所で撮影

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