ポルシェが切り開くクルマの新たな未来 THE SOUND OF PORSCHE イベントリポート エネルギー効率に優れた世界最高レベルのPHEVを体感

今、自動車市場では環境性と経済性の両面に優れたハイブリッド車(HV)、プラグインハイブリッド車(PHEV)などが世界規模で急速に普及している。常にスポーツカーの未来を目指して進化を遂げてきたポルシェは独自のハイブリッドテクノロジー、E-Performanceを確立。その一端を体感できるイベントをカーライフ・エッセイストの吉田由美氏と訪ねた。

8速ティプトロニックS
車両本体価格(消費税込) 14,980,000円
V型6気筒スーパーチャージャー(4バルブ)2,994cc
最高出力245kW(333PS)/5,500-6,500rpm*
最大トルク440N・m/3,000-5,250rpm*

*パナメーラ S E-ハイブリッドのエンジン+エレクトリックシステムによる最高出力は306kW(416PS)/5,500rpm、最大トルクは590N・m/1,250-4,000rpmとなります。

パナメーラ S E-ハイブリッド
カーライフ・エッセイスト 吉田 由美 氏

カーライフ・エッセイスト
吉田 由美
カーライフ、環境などについて独自の視点で自動車雑誌を中心に、テレビ、ラジオ、ウェブ、雑誌などで広く活動中。日本カー・オブ・ザ・イヤー2015-2016選考委員、©日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)理事

経済性、環境性だけのHVと一線を画すスポーティーアプローチ

 ポルシェの最先端を体感できるイベントとして、ニューヨーク、ロンドン、上海、モスクワに次ぎ、12月1~16日に東京ミッドタウン(東京都港区)で開催された「THE SOUND OF PORSCHE」。「ポルシェを知る新しいカタチ。」というテーマのもと、最新PHEVモデルの展示や試乗が行われた。

「日本は世界でもまれにみる早さでHVが普及。エコロジーとエコノミーという2つの〝エコ〟を追求するライフスタイルはかっこいいという機運が広がる一方で、日本のHVの多くがクルマ本来の魅力である走りや、デザインを犠牲にしてきたことは否めません。HVが当たり前となった今、それ以上の価値がクルマに求められています」

 そう話しながら試乗車のポルシェ パナメーラ S E-ハイブリッドのステアリングを握る吉田氏は、長い自動車文化の歴史を持つ欧米では、HVやPHEVも各メーカーの個性を反映した独自性の強いものが登場していると指摘する。

「創業以来スポーツカーの最高峰を目指し続けてきたポルシェは、ハイブリッド技術開発でもエネルギー効率とスポーツパフォーマンスを高次元で融合することが目標に。世界耐久選手権(WEC)総合優勝などで実証された高い技術とノウハウは確実に市販モデルに継承され、人々の心をつかんでいます。アクセルを踏み込んだ瞬間のモーターが生み出すダイナミックな加速。ステアリング操作に対するタイムラグがほとんどなく、軽量設計によってラグジュアリーカテゴリーながら心躍るスポーティーな走りは、ポルシェが育て上げたPHEVならではだと思います」

  • イベント会場ではデジタル・レコードでブランドストーリーを知ることができる「Media Station」や、レースのスピードが楽しめる「Virtual Reality」なども体験できた。

  • 世界3大レースシリーズの1つ「FIA世界耐久選手権」(WEC)2015年総合優勝をポルシェが獲得。その高いHV技術を世界に知らしめた。

多彩なドライビングプレジャー オリジナリティあるデザインも魅力

 さらにパナメーラ S E-ハイブリッドはガソリンエンジンとエレクトリックシステムの高度な融合によって、ポルシェがこだわり続けるドライバーと一体化するようなハイパフォーマンスな走りをこれまで以上に面白くしていると吉田氏は言う。

「街中や低速時はエレクトリックシステム単独で静粛性が高くスムーズかつパワフルな走り。ハイブリッドモードでは効率性を最大限に高め、追い越しや車線変更はスポーツモードでエンジンと電気出力を併用しパワーを発揮。バッテリー残量減少時にはEチャージモードで走行中のフル充電も可能。ブレーキングではエネルギー回生し蓄電、アクセルから足を離すとエンジンが停止しゼロエミッションで走行、というようにポルシェならではのパフォーマンスとともに、走行状況や気分で幅広いドライビングを選択できることもスペシャル感が大きい。一方で燃費は従来のスポーツカーの常識を覆すもの。また〝HVだから〟といった犠牲のないエレガントなスタイリング、ブレーキキャリパーやロゴなどに施されたアシッドグリーンのカラーリングが新鮮です」

 続いて、吉田氏とカイエン S E-ハイブリッドにも試乗。E-Performanceのハイパフォーマンスはパナメーラ S E-ハイブリッドと同様。加えて、高いドライビングポジションが生む安心感やSUVでありながらスポーティーで小気味いい走りは、女性からの評価が高いことを納得させるのにも十分だ。

「クルマの未来は確実に電気や自動運転に向かって進んでいますが、メーカーやブランドごとに目指す未来は異なります。ポルシェが描くのはあくまでドライバーが主役の未来。自らクルマを動かすことに喜びや楽しさを感じる人、本物を選びたい大人にこそ選んでほしい。〝HVだからこのクルマ〟ではなく、〝このクルマのHV〟という選び方がふさわしい1台。それがポルシェE-Performanceだと思います」

走行中はエナジーフローやパワーアシストなどをドライバーにリアルタイムで表示。

カイエン S E-ハイブリッド

8速ティプトロニックS 車両本体価格(消費税込)11,670,000円
V型6気筒スーパーチャージャー(4バルブ)2,994cc
最高出力245kW(333PS)/5,500-6,500rpm*
最大トルク440N・m/3,000-5,250rpm*

*カイエン S E-ハイブリッドのエンジン+エレクトリックシステムによる最高出力は306kW(416PS)/5,500rpm、最大トルクは590N・m/1,250-4,000rpmとなります。

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