採用担当者が履歴書・職務経歴書で一番見ているのはどこ?-採用担当者のホンネ 中途採用の実態調査


調査概要
中途採用の応募書類で、採用担当者が「最も重視しているの」のはどのポイントか、逆に「実はあまり見ていない」のはどこか、中途採用の担当者1,000人にアンケートを実施して、職種ごとにそれぞれ上位5つを集計して分析しました。これから応募書類を書く人は必見!重視されているポイントを意識しながら作成してください。
アンケートは、下記16のポイントの中から上位3つを選択してもらいました。
年齢、学歴、在籍企業名、写真の印象、字のきれいさ、離職期間、経験、スキル、志望動機、自己PR、仕事の成果、仕事で工夫・努力したこと、資格、語学力、希望年収、文章の量
目次

一番重視しているのはすべての職種で「経験」

「最も重視するポイント」は、すべての職種で「経験」となりました。特に「技術系(メディカル/化学/食品/化粧品)」「技術系(建築/土木)」「金融系専門職」は、2位以下と25ポイント近く差が開き、「経験」が非常に重視されていることが分かります。「経験」に続くのは9職種中8職種で「スキル」です。(「販売/サービス系」のみ「年齢」が2位)

これは中途採用の現場では「仕事の成果」「仕事で工夫・努力したこと」という仕事の結果や過程よりも「経験」「スキル」が自社の条件と合致するかが重視されていると言えます。同業種・同職種への転職を希望する場合は、応募先の仕事内容と、自分の「経験」「スキル」がマッチすることを明記する必要があります。また、もし未経験の業界や職種への転職を希望する場合は、まったく同じような「経験」「スキル」はなくても、それが応募先の仕事内容にどう活かせるのかを強くアピールすることが重要です。

このほか「志望動機」もほぼすべて(「金融系専門職」以外)でランクインしたほか、「企画/管理系」と「販売/サービス系」は「自己PR」も重視される傾向。どうして転職を希望するのか、また、これまでの仕事の取り組み姿勢、それらを踏まえて転職先でどう貢献できるかをしっかり書くことが求められます。専門性の高い「技術系(電気/電子/機械)」「技術系(メディカル/化学/食品/化粧品)」「技術系(建築/土木)」「金融系専門職」は「資格」も5位以内にランクインしました。

フリーコメントで多かったのは「営業系」の「人柄」「やる気」「見た目の清潔感」、「企画/管理系」の「文章の構成力」「丁寧さ」、「クリエイティブ系」の「過去の作品」「オリジナリティ」などで、職種の特性を踏まえたコメントが寄せられました。

【職種別】応募書類で重視するポイント
グラフ

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あまり重視していないのは「文章の量」

すべての職種で「文章の量」「学歴」「語学力」が「あまり重視しないポイント」の上位3位となりました。特に「文章の量」は9職種中5職種で1位。単に文章量が多ければ良い、少なければ悪いというわけではなく、必要な情報が書かれているか、また丁寧に書かれているかが見られている傾向です。「学歴」は「技術系(メディカル/化学/食品/化粧品)」のみランク外。「技術系(メディカル/化学/食品/化粧品)」は、職種の特性から、理系学部出身かどうか、また専攻や研究分野などが採用の条件になることもあるため、「学歴」を重視していないわけではないということがうかがえます。また「語学力」は「金融系専門職」以外で上位に。これは、例えば、書類にTOEIC(R)テストの点数だけが書いてあっても、実際に実務でどの程度使えるかは、実際に会って話してみなければ分からないなど、応募書類だけでは判断できない要素もあるため、「あまり重視しない」という回答になったことも考えられます。

【職種別】応募書類であまり重視しないポイント
グラフ

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まとめ

すべての職種で共通しているポイント、また職種の特性が表れているポイント、それぞれありましたが、中途採用の応募書類は「募集している仕事ができるかどうか」の判断に使われているため「経験」「スキル」が最重要ポイントとなっていることが見えてきました。だからこそ、未経験の業界や職種など「経験」「スキル」が足りない可能性のあるポジションへの転職を希望する場合は「志望動機」「自己PR」「仕事の成果」として、なぜ入社したいのか、これまでの「経験」「スキル」を活かしてどう貢献できるのか、応募先への思いを補足する必要があります。応募書類のポイントは、採用担当者に「面接したい」と思ってもらえるかどうか。要点を簡潔にまとめて最低限の体裁は整え、必要な情報を丁寧に書いて、しっかりアピールしましょう。

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