Vol.05 社会政策コンサルティング

誰もが安心して暮らせる社会へ
頭脳集団の最前線を探る!

Oneシンクタンクの総合力で多様なニーズに応える

唐橋 国の医療政策から民間企業の支援まで、スケールもさまざまなお仕事をされていて、扱う品目も多種多様。膨大な専門知識が必要なのでは?

日諸 もちろん医療ジャンルの基礎知識は必要ですが、私たちは医学の専門家ではありません。プロモーション戦略、マーケット調査、フィージビリティの検証といったコンサルティング力、コーディネート力でお客さまの力になりたいと考えています。また、グループのシンクタンクが“Oneシンクタンク”として連携していることも強みです。

唐橋 リサーチ&コンサルティングユニットとして、〈みずほ〉の調査部門、シンクタンク部門がひとつのユニットになったのですよね。

日諸 ええ。シンクタンク同士、また銀行の営業部とも連携をしながら仕事をしています。たとえば〈みずほ〉の産業調査部には、業種ごとに専門のコンサルタントがいます。新しい分野にチャレンジしたいときにも、必ずグループ内に専門的知見をもつ人がいて、協力しあえる体制がありますね。

〈みずほ〉の「Oneシンクタンク」は、世の中に広く情報提供を行うとともに、
お客さまの課題解決のために最適なソリューションを提供し続ける専門集団です。
Oneシンクタンクの詳しい内容はこちらから

唐橋 グループ内の頭脳を結集して、お互いの専門性を発揮しながら業務を効率よく効果的に進めていらっしゃるんですね。

日諸 プロジェクトによっては取引先のお客さまと一緒にビジネスモデルを考えるケースもあります。〈みずほ〉ならではのネットワークがあるからこそ、さまざまなお客さまとチームをつくり、新しい産業創出を考えていくことができる。その大きなインフラがあることは、魅力ですね。

パーソナルデータを活用した新しいチャレンジ

唐橋 今、進めていらっしゃる新しい取り組みについても教えてください。

日諸 これまでにない新しいインフラとして、情報銀行のモデルづくりに携わっています。

唐橋 情報銀行! 新聞で目にして、興味を惹かれていました。

日諸 個人情報を預かって保護するとともに、本人の同意に基づいて情報を利活用するシステムです。

唐橋 私たちのもつ個人情報が、社会に役立つサービス、製品の開発に利用されるビッグデータになる。

日諸 そのとおりです。情報というのは、誰もが等しくもつ資産なんですね。それを必要とする場所に届け、利益の一部を個人に還元することができたとしたら、これは新しい社会インフラになりえる。少子高齢化によって医療保険や年金制度といった社会保障の基盤が揺らぎつつある今、国民生活により安心・安全を提供できる新しい仕組みを構築できたら、という思いが根底にあります。

唐橋 情報銀行の運用開始は、いつ頃になると想定していますか?

日諸 2020年、東京オリンピック・パラリンピックの開催年がひとつの目標です。医療分野だけでなく、観光分野での情報銀行も実証事業が進行中で、観光客の個人情報をマーケティングに活用するとともに、おもてなしにも繋げようという動きがあります。

唐橋 2020年というともうすぐそこ!国民生活の安心・安全を底上げする新たな仕組みが構築されていると思うと、ワクワクします。今日は、ありがとうございました。