Vol.01 Digital Innovation

金融の世界を変える!
最先端でサービスを開発するキーパーソンの素顔

風通しのよい環境が
イノベーションを加速させる

唐橋 でも、金融イノベーションの最前線に立って次々に新しいビジネスを送り出すとなると、時間がいくらあっても足りないのでは?

大久保 メールや電話でやりとりして、打ち合わせのために日程調整をして、ということをしていたら、確かに回らないかもしれないですね。でも、ここでは協業相手と顔を合わせて仕事をしていますし、日常のやりとりはメッセンジャーのようなツールを活用して、ムダを省いています。また、新規事業の承認フローもスピーディーです。

唐橋 風通しのいい社風も、金融イノベーションをリードする力となっているんですね。

大久保 そうですね。またリモートで仕事ができる環境にあることも大きいです。外出中はモバイル端末からメール返信をしたりして、時間を有効活用しています。

唐橋 大久保さんは3人のお子さんのパパでもあるんですよね。

大久保 長女は6年生、長男が5年生、末っ子が2年生。みんな小学生になって、以前より子育てに手がかからなくなってきましたね。週末は妻の休日、パパが子どもたちの面倒を見るのがわが家のスタイルです。地元のパパ友達と協力して、交代で子どもたちを連れて出かけたりしていますよ。

唐橋 たくさんの肩書を持つ大久保さんですが、パパ会のメンバーでもあるんですね!

大久保 パパ会には、子どもを引率するときのルールがあって、これがおもしろいんですよ。子どもたちから「このお父さんのこういう対応はよくなかった」なんて評価されたりするので、それを踏まえて注意すべきチェックリストが作成されていて。

唐橋 そのルール、ぜひ公開していただきたいです(笑)。

社会基盤をつくる、
シェアリングの可能性

唐橋 パパとしての経験がお仕事にも生きていることもあるのでは?

大久保 そうですね、今、力を入れて進めているのが「子育てシェアリング」サービスです。働くママ、パパは育児に仕事にとフル稼働で、常に時間がない状態です。とくに育休明けの女性は、睡眠時間を削って頑張っている方も多い。そんな頑張るママ、パパをサポートするのが狙いです。

唐橋 ルームシェア、カーシェアなどは身近になりましたが、子育てのシェアリングですか?

大久保 両親だけでなく、祖父母世代、近所の方の力も借りながら、みんなで子どもを育てていく仕組みをつくりたいんです。頼る人がいないなかでの子育ては大変ですから。

唐橋 金融機関が子育て支援にも取り組んでいるとは、びっくり! なぜ子育てシェアリングに着目したのですか?

大久保 シェアリングサービスに銀行が携わることによって、信用度が高まると考えています。不正や犯罪を防いで、安心して利用できることも大切ですね。

唐橋 そうなると、育児シーンが変わるかもしれませんね。

大久保 女性が出産後もフェアに働けるようにしたいですよね。また、ゆくゆくは、こうしたサービスを基盤にして、教育の格差の問題を解決していく糸口にできればと思っています。

唐橋 素敵です! FinTechって、私たちの暮らしを豊かに、便利にしてくれる、縁の下の力持ちのような存在なんですね。新しいテクノロジーによって、社会が変わっていく可能性を感じました。本日は、どうもありがとうございました。

注目のキーワード

FinTech

金融とテクノロジーの融合を示す言葉。ITを活用し、金融、決済、財務サービスなどの世界にもたらされるイノベーションのこと。

API

「Application Programming Interface」の略。ソフトウェアの機能の一部を公開し、外部から利用できるようにすること。