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ここから、未来が始まる。~企業ITのこれからを考える~ Hewlett Packard Enterprise Day 2016 大阪 Review

カスタマーエクスペリエンス(顧客経験価値)の最大化は企業にとって最優先課題の一つ。優れたカスタマーエクスペリエンスを提供している企業は、競合に比べて4~10倍速いペース で売り上げを伸ばしているという調査結果もある。

だが、カスタマーエクスペリエンスを向上するために、社員への投資を削ってまで顧客向けのシステムや施策への投資を増やすのは考え物だ。カスタマーエクスペリエンスは社員の対応次第で決まる。社員が仕事をする上で不自由を感じているようでは、いつまで経ってもカスタマーエクスペリエンスは上がらない。

社員の働きやすさとカスタマー エクスペリエンスの間には明確な関連性がある。だが、多くのビジネスリーダーは、このことに気づいておらず、間違った選択をしている。

より柔軟な働き方ができれば、社員の生産性は確実に上がる。最新のモバイルデバイスと無線ネットワークを使えば、いつでもどこでも仕事ができる。会社支給のノートPCではなく、私物のスマートフォンやタブレットなど、多様なデバイスから好きなものを自由に選択できるようにすればより優秀な人材を確保しやすくなる。

長時間労働が社会問題化し、国を挙げて働き方改革を進める気運が高まる中、企業はどのテクノロジーに投資して、社員の生産性を高めていけばよいのか。米ForresterConsultingがアジア・パシフィック(AP)のIT部門とビジネス部門の意思決定者を対象に実施した調査レポートから、今求められる働き方改革のコツを見てみよう。