ワークスタイル変革をしたいが、何から始めていいのか分からない。そんな企業に向けて、
今の課題の見える化から将来のありたい姿までを引き出し、変革のビジョン共有へと導くのが、
富士通デジタル・トランスフォーメーション・センターの「デジタルワークショップ」だ。
最先端ICTとデザインアプローチ手法を駆使した独自のメソッドを、フリーアナウンサー八塩圭子氏が体験する。

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1枚のカードから課題を探り、解決に導く「デジタルワークショップ」

八塩お客様と共に未来を考えるデジタルワークショップ空間として、2016年5月にオープンした富士通デジタル・トランスフォーメーション・センター。なかでも「ワークスタイル変革の今と未来を考えるワークショップ」には、既に300社以上が参加されているとお聞きします。ここでは、どんなことができるのでしょうか。

松本簡単に言うと、ここはお客様の働き方の現状を見ながら将来のありたい姿を導き出し、ビジョン策定のお手伝いをする場所です。その第一歩が、今の働き方や課題の見える化。例えば、ワークスタイル変革と聞いたとき、八塩さんはどんなキーワードを思い浮かべますか?

八塩パッと浮かぶのは、在宅勤務や遠隔会議といった職場にとらわれない働き方ですね。

松本すぐに答えが出てくるのは、八塩さんが多様な働き方をよくご存じだからですね。でもそれぞれの現場にいる社員の働き方は、会社からは見えない。いくら情報システム部の人がIT化を進めようとしても、現場の働き方が見えなければITによるワークスタイル変革は進まないのです。

八塩まずは現場の声を聞く必要がある。そのヒアリングの場が、デジタルワークショップ空間ということですね。

松本その通りです。といっても、従来のワークショップのように付箋紙に課題や解決策を書かせるといった手法は取りません。働き方に関する様々なアイディアやヒントをイラスト化した「インスピレーションカード」の中から、こんな働き方ができればいいなと思うカードを自由に選んでいただきます。次に、なぜそれを選んだのか、便利そうだと思った背景にはどんな課題が隠れているのかを、当社のファシリテーターと共に探っていきます。そうすることで、言語化できない思いをカタチにしていくのです。

八塩面白いですね。そのカードには、具体的な働き方のシステムやサービスなども書かれているんですか?

松本システムなどのモノを表すカードはありません。カードはあくまでも発想を広げるためのもの。先にソリューションから入ってしまうと、どんなシーンで使うのかが見えなくなってしまうからです。

八塩例えば、どんなカードがあるのでしょう?

松本みなさんがよく選ばれるものに「ガマンメーター」という1枚があります。

八塩あなたはがんばりすぎだから、もう休みなさいっていう?

松本なるほど。八塩さんはそう感じられた。でもある人は、これを幹部に付けて機嫌のいいタイミングを見計りたいと言い、別のある人は全員に付けて仕事の分散化を図りたいという意見でした。つまり、1枚のカードから現場が課題とする様々なことが見えてくるというのが、このワークショップの仕組みなんです。

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全員参加型のワークショップで、目指すビジョンを共有する

八塩ワークショップにはどんな方が参加されるんですか?

松本基本的には、ワークスタイル変革に携わる全部署の方。現場の社員の方はもちろん、社内の制度改革を担う人事・総務部門の方、経営者をはじめとする決裁権を持つ方、それにソリューションを担う情報システム部門の方々ですね。ワークショップの段階ではソリューションの話は出ませんが、現場の声を聞くためにもぜひ参加していただきたいと思っています。

八塩ふだん社内で顔を合わせない人たちが一堂に会するわけですね。リアルに人と人とが出会い、会話することで多様なアイディアや社としての方向性も明らかになると。

松本実はこうした立場の方々が集まる場って、会社の中にはないんですよ。そこで、こうして我々がお客様全員と一体となってそれぞれの課題を引き出すための空間が必要になってくるんです。

八塩そもそも会社の会議室だと、社内の風土やしがらみの中で議論してしまうから、既成概念にとらわれて新しい発想も出にくくなります。そういう意味でも、デジタルワークショップ空間のような存在は貴重なんでしょうね。

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八塩さんがその軽さにほれ込んだ、ウルトラ・スリムモバイルPC「LIFEBOOK U937/P」。法人向けで799g、個人向けなら777gという超軽量マシンだ。「これならストレスなくモバイルできますね。深みのあるレッドも気に入りました。大学で重たいノートPCを持ち歩いている私からすれば、これ1台でワークスタイル変革ができそうです」

13.3型の超軽量PCモバイルノートPC「LIFEBOOK U937/P」
デジタルワークショップを体験! 八塩さんが選んだカードとは?