グローバルパートナーシップサミット 2017開幕間近 高成長を続けるインドが秘めた無限の可能性 特別インタビュー 株式会社ユーグレナ代表取締役社長 出雲 充 氏 が語るベンガル地方へのビジネス展開

2017年12月11日から14日にかけて、インド・ニューデリーで「グローバルパートナーシップサミット 2017」が開催される。インドという成長を続ける魅惑的な地で、世界中から集う有識者たちは何を語るのか──。
そのサミットの魅力を探るとともに、今回、登壇するユーグレナ出雲充社長特別インタビューを行った。

人口、経済成長率、地理的要因……成長を続ける国、インド

グローバリズム経済の発展と浸透により、ビジネスのボーダレス化は進んでいる。それは、日本企業も例外ではない。歴史的に、多くの日本企業は北米・欧州への進出から始まり、現在では中国やASEANなどを重要拠点としている。そんななか、次なる市場として世界的に熱い注目を浴びているのがインドだ。

JBIC(国際協力銀行)が実施している海外直接投資アンケートによると、インドは中期的有望国として3年連続で第1位を獲得している(2016年度時点)。

インドが注目されている理由はいくつかある。最初に挙げられるのは、経済成長率の高さだ。今年はブラックマネー撲滅のために高額紙幣廃止があったことで下方修正したものの、IMF(国際通貨基金)が発表した「WORLD ECONOMIC OUTLOOK」によると、2014年に7.5%、2015年の8%に続き、2016年も7.1%と堅調な経済成長を続けている。減速が伝えられる中国を上回り、ASEANのなかで好調を維持するフィリピンやベトナムよりも高い成長が予想されている。その結果、2028年までに日本とドイツを追い越して、GDP世界3位の経済大国になるという予測もあるが、荒唐無稽な話ではないだろう。

この長期的な成長が予測されている理由の一つが、圧倒的な人口だろう。現在は13億人を超え、さらに2024年ごろまでに中国を抜き国別で1位になるとIMFは予想。生産年齢人口が多ければ、圧倒的な個人消費や生産能力の向上が見込める。まさに、日本の高度成長期をはるかに上回るような状況が再現されるのだ。

インド・中国・日本の経済成長率の推移

2000~2016年、上下はあるが、概ね中国9%、インド6%、日本1%

IMF - World Economic Outlook Databaseより抜粋

世界発展像を幅広い視点で協議「グローバルパートナーシップサミット 2017」

他にも、インドの強みは枚挙にいとまがない。例えば、ASEANはもちろん、中東、中央アジアにも近く、重要な海上交通路を持つといった地理的要因もある。また、シリコンバレーにインドから優秀な人材が集まっていることからも分かるように、人的資源も強みの一つだ。この資源を見込んだR&D拠点としての存在感も高まっている。

日本とインドの連携強化も進んでおり、2017年9月には安倍総理がインドを訪問。航空当局間によるオープンスカイ(航空自由化)の合意文書も交わされており、直行便の増加はビジネスにおいて大きなメリットとなるだろう。また、日本とインドの関係強化により、ベンチャー企業にもインドへの進出の道が大きく開かれている。

そんなインドにおいて、2017年12月11日から14日に開催される「グローバルパートナーシップサミット 2017」は、エネルギー、インフラ、ヘルスケアから新技術、芸術分野などに関わる各国の政策担当者、企業、研究者に向けた国際サミットだ。日本とインドを軸に、欧米やアフリカ、中近東などからの参加者も交え、新たな世界発展像についてより広く深い討議を行う。

主な登壇者には、日本側から、二階俊博自民党幹事長、孫正義氏など、インド側からは、ナレンドラ・モディ首相、サム・ピトラーダ元インド首相補佐官、リライアンス・インダストリーズ会長のムケシュ・アンバニ氏といったそうそうたる顔ぶれが予定されている。

ほかにも、会社経営者、ビジネスパーソン、アントレプレナー、研究者、アーティストなど、多彩な人材が登壇予定だ。そんな面々に名を連ねて登壇するのが、ミドリムシの学名を社名に掲げるバイオベンチャー、ユーグレナの出雲充社長である。

写真は2011年に日本で開催された日印グローバルパートナーシップサミット 2011における、ディスカッションの様子

特別インタビュー 株式会社ユーグレナ 代表取締役社長 出雲 充氏
Global Partnership Summit 2017 申込み