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日経ビジネスONLINE SPECIAL

「ThinkPad 選ばれる理由」25人の知性派が語る一流の条件

Vol.14
あえて結婚について
真面目に考える
FAMILY
代表取締役CEO
清水 翔
あえて結婚について真面目に考える/清水翔「ThinkPad 選ばれる理由」25人の知性派が語る一流の条件

ThinkPadと創る新しい人生

 

 未婚化・晩婚化の進展、それに伴う少子化、高齢化の拡大。国勢調査によれば、日本の20〜34歳の未婚率が上昇傾向を見せ始めたのは1980年代後半のこと。以降2000年には男性68.2%、女性55.5%と男女共に未婚率が既婚率を上回り、この世代で結婚していないことも珍しくなくなった。

 1986年生まれの31歳。まさに結婚しない世代の清水翔はちょうど1年前、結婚式をはじめ新婚旅行などのオーダーメードプランを提案する会社「FAMILY」を立ち上げた。その経緯をこのように話す。

清水氏
Sho Shimizu
1986年生まれ。慶應義塾大学卒業後、ベストブライダル社で年間1000件を超えるブライダルに触れノウハウを学ぶ。結婚後の家庭の幸せまでをアプローチしたいと考え、退社後に株式会社FAMILYを設立。結婚式を挙げる人のみならず、挙げない人も対象としたウエディングコンシェルジュサービスを行う。

 「今、日本人の婚姻数は年間63万組くらいあるのですが、そのうち結婚式を行っているのがおよそ半分くらいです。人生初の経験という方も多い冠婚葬祭のイベントというものは、そもそも相場を知ることが難しいものです。一方で山のようにある情報の中で、自分たちにとって最適な結婚式とはどのようなものかを知ることもとても難しい。生き方、働き方が多様化している中で、結婚式をどうするのかということだけではなく、どういう家庭が作りたいのかということも含めて事前にご相談させていただいて、場合によってはレストランウエディングで費用を節約して、引っ越しや育児に予算を回しましょうということも提案させていただきます」

 大学卒業後、ブライダル業界で演出部門や提携ホテルのコンサルティング業務に従事し、年間1000件を超える結婚式に立ち会ってきた。その後、大手生命保険会社でライフプランのもと商品提案をするやり方を学び、そこで得た知識や経験をウエディング業界へ取り込んでいる。

 結婚式への不満としてよく挙げられるものに、他の参加者との交流時間の少なさがあるという。結婚する2人や家族だけでなく、参加者全員の思い出に残るような式にしたい。そんなとき清水は、結婚式を例えば東京発で湘南や温泉に行く、日帰りや1泊2日のツアーにアレンジすることを思いついた。

 「都内で式をやるとしても参加者の方々は半日なりそれなりの時間を費やします。だったらいっそバスをチャーターして、新郎新婦の友人や家族、皆さんに同じバスで移動してもらうようにするんです。コストも抑えられますし、目的地までの道中で事前にコミュニケーションが取れれば、その後の式が盛り上がるのは間違いありません。宿泊が可能なら二次会はキャンプファイヤーにしてみるとか、いろんな工夫ができるのです」

 顧客層は基本的に口コミで広がっており、先方へ出向いて話を聞くところから始まる。ありきたりではない、そのカップルのそれぞれの人生にマッチするイベントをどう組み立てられるか、たとえ限られた予算であってもいかに豊かに祝福するかが問われる。1年でおよそ200組のカップルと出会ってきた。そのとき、傍らにはいつもThinkPadがある。

 「ThinkPadを使い始めたのは、大学を卒業して入社したブライダル企業で支給されたことがきっかけです。仕事柄デスクワークというよりは現場に持っていって、ハードな環境で使うことが多いのですが、壊れないしすごく重宝しました。だから次に自分でパソコンを買うときも迷わずThinkPadを選びました。お客様にイメージをお伝えするのに画面をお見せしながら説明することも多いのですが、そういうときやっぱりトラックポイントが便利ですね」

 そしてこれからの仕事の展望をこう語る。

 「最も関心があるのは、結婚した後のファミリーにも携わっていくこと。引っ越しや不動産や保険、育児や安心安全な食材を届けるとか、結婚はあくまで入り口であって、その家族の生活をいろんな側面からサポートできる会社にしていきたいと思っています」

 清水は、若い世代が結婚しなくなったと言われる時代に、あえて真面目に結婚について考えている青年だ。

 「ボクは多少ひねくれているのかもしれないけど、流れに迎合したくないというか、ちょっと尖ったところにいたい。実はThinkPadを使っている理由は、そんなところもあります」

 結婚と同様、ありきたりでなく、そこには本当の豊かさがあるのだと、感覚的に感じ取っているのかもしれない。(敬称略)

清水氏
ThinkPadを使い始めたのは約7年前、これまで3台を使い続けてきた。「とにかくタフで使いやすい。オフィスでも家でも一緒なので壊れにくいということは大事。だから選んでいるということもあります」と笑う。現在の愛機はインテル® Core™ i7 プロセッサー搭載のX1 Carbon。「シンプルでカッコいい、それに仕立てのいいスーツが持つようなこだわりを感じる」という。清水氏は最近友人とオーダーメードスーツを作る会社も立ち上げた。「結婚式でタキシードに高いレンタル料を支払うくらいなら、一生もののスーツを仕立ててみませんかと提案しています」。なるほど道理だ。
(文:藤野 太一/写真:栗原 克己)
「ThinkPad 選ばれる理由」25人の知性派が語る一流の条件
 「ThinkPad 選ばれる理由」25人の知性派が語る一流の条件
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