2018年 注目のマーケティング&セールス
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自社開発の方が実は高効率?
コストをかけずにオリジナルマーケティングシステムを持つ方法

株式会社スリーシェイク

MAや広告配信などの機能を有するマーケティングシステムを自社で持ちたいと考える企業が増えている。それはパッケージ型ツールでは本当にやりたいことができないからだという。しかし、そのベースとなるデータ分析基盤開発のコストが高く、実現するのは難しい。今年12月に登場した「Reckoner」は、そんな課題を解決する注目のサービスだ。

「導入してすぐに使える」が謳い文句のパッケージ型ツールの落とし穴

「プライベートDMP(データ・マネジメント・プラットフォーム)やMA(マーケティング・オートメーション)、広告配信の機能を持つ一般的なパッケージ型マーケティングプラットフォームでは、必ずしも個別のマーケティングのニーズをすべて拾い上げることができません。例えば、スマホゲーム事業者にEC事業者が使うことを想定したツールはマッチしないのは当然です。スマホとブラウザでは見る指標が全く異なりますし、スマホゲーム事業ではメールマガジンを送ってもあまり意味がない。そのようなことを考えるとデータやマーケティングに活用する仕組みをパッケージで済まそうというのはそもそも無理がある。自社の用途に合うものをオリジナルで開発・構築するべきだと考えています」

企業がマーケティングプラットフォームを自社で持つことが必要な理由について、こう説明するのはスリーシェイクの代表取締役 吉田拓真氏。

そして、現在のデジタルマーケティングを取り巻く状況について「パッケージ型マーケティングプラットフォームの普及は著しいが、普及すればするほど、マーケティング施策がツールの機能に引っ張られる形で画一化されているのではないか?」という疑問を呈する。

吉田氏曰く「汎用的なMAツールを使っているとメルマガ配信やプッシュ通知という予め用意されている機能に即した施策で終わってしまいがちです。しかし、実際に事業を行っていると、パッケージ型ツールの機能にはない、もっとユニークな施策をやりたいという企業の声は多い。例えば、リアルタイムで解析結果に紐付けてバナーやイベントを出し分けるなど――」ということだ。

だからといってオリジナルのマーケティングシステムの開発を行うのは簡単ではない。特にネックになっているのが、システムのベースになるデータ分析基盤の構築だ。ここに膨大なコストがかかるのである。これが実現できないため、自社にマッチしたマーケティングシステムを持つことをあきらめる企業が多いのだという。

自社プライベートDMP/MA/広告配信基盤の開発をカジュアルに――

スリーシェイクが今年12月からサービスの提供を開始する「Reckoner(レコナー)」は、そんな課題を解決するAPIプラットフォーム。Webブラウザ、iOS、Androidに対応した計測タグをWebサイトやアプリに設置することにより、行動データから導線分析、離脱分析、アクセス解析、チャネル解析済データをAPIによって取得できるサービス。また、ユーザー側で独自集計ができるようにローデータのデータパイプラインも用意されており、データ分析基盤を1から自社開発するのと同じマーケティングシステムが構築できる。つまり、開発と運用に最も手間とコストがかかるデータ分析基盤を外部サービスであるReckonerに置き換えることで、安価にプライベートDMPやMAが自社開発できるようになるのだ。

初期費用無料の完全従量課金制が特徴のReckonerを使うと、1からデータ分析基盤を構築するのに比べて「まずデータ分析基盤構築時のイニシャルコストがかからないので、数千万円規模の削減になると思います。運用面では自社でデータ分析基盤を持っている場合、少なくともメンテナンスに2名ほどの人員が必要になります。Reckonerなら、メンテナンスは不要になりますので、その部分の人件費を丸々カットできます」と吉田氏は強調する。

またパッケージ型マーケティングプラットフォームだと、一部の機能しか使っていないのに、導入後の変更が効かず膨大な利用料金を払い続けるというケースも多いが、自社でシステム開発を行うことで、そのような無駄を排除することにもつながる。

リアルタイム集計エンジンで施策のタイムリーな最適化が可能に

さて「リアルタイム分析を謳うツールは多いですが、本当にそれを実現しているものは少ないのが現状。実際は30分や1時間かかったりするものがほとんどです」と吉田氏は指摘する。その点、Reckonerでは独自のリアルタイム集計エンジンで、秒単位の行動分析を実現。その結果、「リアルタイムで把握したユーザーの行動を施策に反映することができるようになる」(吉田氏)のだ。

ReckonerのAPIには、サイトのPV数や平均滞在時間など、プライベートDMPやMAの機能に必要な基本集計をテンプレート化したものがラインアップされているが、解析項目は今後も増えていく予定だという。最終的には、ターゲティングによるメールマガジンや広告配信機能なども用意し、デフォルトでMAや広告配信プラットフォームとして利用できるようにしていく考えだ。

「そうすることで、MAツールの提供や広告配信をビジネスとして展開していこうという事業者様がReckonerのAPIを組み合わせるだけでツールを立ち上げられるという世界を目指したい」と吉田氏は今後のビジョンについて語る。

その結果、デジタルマーケティング周辺の業界が活性化すれば、サービスを利用する我々にとっても恩恵があるのは言うまでもない。

「データ分析が手軽にできる仕組みを用意しましたので、是非気軽に使っていただければと思います。簡単なBI程度の機能ならすぐに実装できますので、まずはリアルタイムでデータ分析が可能なことを実感してください。そして、これで本当にやりたかったマーケティングを実現してほしいですね」と吉田氏が語るとおり、現在行っているマーケティングに物足りなさや課題を感じている企業には、うってつけのサービスだ。しかも従量課金制なので、個人事業主から、中小企業、上場企業など、規模や業種を問わず使えるのもありがたい。まずは試用するつもりで利用してみてはいかがだろうか?

株式会社スリーシェイク

代表取締役社長
吉田 拓真 氏

株式会社スリーシェイク

代表者
代表取締役社長 吉田 拓真
設立
2015年1月
所在地
東京都千代田区岩本町1-9-4 岩本町194ビル 5F
事業内容
データ分析プラットフォーム事業
お問い合わせ先
info@reckoner.io