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キーパーソンに聞く

腕時計のトレンドとマーケティング戦略

今年の新作発表から見えてきた「機械式レディスウォッチへの注力」や「低価格帯モデルの拡充」といった腕時計のトレンド。
ここでは、業界のキーマンたちに、その現状と、それに対応するマーケティング戦略について聞いた。

文=安藤夏樹

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ブレゲ
社長兼CEO
マーク A.ハイエック氏

ブレゲのレディス機械式時計が
好調な理由

 機械式レディスウォッチの市場は明らかに大きくなっている。そう語るのは、ブレゲ社長兼CEOのマーク A.ハイエック氏。「ここ2〜3年で女性が機械式時計により興味を持ち始めました。ブレゲの売り上げを見ても、レディスの占めるシェアは3年前には20%に満たなかったものが、現在35%を占めるまでに拡大しています。そのすべてが機械式時計です。世の中のレディスがすべてクオーツ時計から機械式時計へ移行するとは考えていませんが、機械式時計は確実に大きなマーケットになりつつあります」。
 ただし、女性にブレゲの時計が人気なのは、単にマーケットの拡大だけが理由ではないようだ。ブレゲならではの戦略がそこにはある。
「一般的にレディスの機械式時計というと、単にメンズモデルの機械式時計をサイズダウンしただけのものが目立ちます。しかし、女性は感性でものを選ぶもの。いくらテクノロジーがすばらしくても、見た目で感動できなければ買ってはくれません。代表的なモデルである『クイーン・オブ・ネイプルズ』がまさにそうであるように、ブレゲではゼロから、女性のためだけの時計を創作しています。工芸や時計製造の技術を駆使し、女性の目で見て美しいと思えるものを作る。それが大切なのです」

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