日経アーキテクチュア「採用したい建材・設備メーカーランキング2017」笠木部門で1位 建築を引き締める意匠性に高評価。設計者が認めるエービーシー商会の笠木

日経アーキテクチュアの「採用したい建材・設備メーカーランキング2017」の「笠木部門」で、エービーシー商会が首位に躍り出た。読者の評価で目を引くのは、特に「デザイン」が高いポイントを獲得している点だ。実際に設計者はどう見ているのか。東畑建築事務所の長谷恭典氏に、近作である徳島県の「小松島市葬斎場」を題材に、同社の笠木を採用する理由を語ってもらった。
プロが認めた笠木
株式会社 東畑建築事務所 設計室 主管 長谷 恭典 氏

─2種類の笠木を使った「小松島市葬斎場」について教えてください。

長谷 小松島市葬斎場は、水田が広がる田園地帯の真ん中にあります。一面の水田は、冬は土が露わですが、春になると鏡面のように水が張られ、夏は緑の絨毯、秋は実りの黄金色に色付きます。設計では、そうした四季の景色を、ふるさとの情景として取り込もうと考えました。

 また、小松島市は大地震発生時に津波による浸水が予測されているため、この施設は火葬場と津波避難施設の機能を併せ持つ新しい施設となっています。

意匠性の高い大型笠木で、大きな壁面に表情を与える

─特殊形状のデザイン笠木はどのような箇所で使っているのですか。

長谷 1つは、建物が一段高くなっている西側部分のパラペットです。炉などの主要な設備が入る西側は、建物が高くなるので、大きなコンクリートの壁が現れます。この壁面は、葬斎場へのアプローチ道路に向いているので、会葬者からもよく見えます。

 そこで、笠木による水平ラインで、大きな壁面を上下に切り分けてボリューム感を抑えつつ、意匠として表現しました。コンクリートのディテールにもこだわり、造作大工に型枠をつくってもらいました。大工の手によるコンクリートの表現と、アルミの工業製品である笠木とのベストミックスを図ったという意味で、「建築と機能美の融合」だと言えます。

─エービーシー商会の大型飛翔笠木「アルウィトラKATANA」を採用していますね。

長谷 少し遠目に見る壁面なので、意匠性の高い大型の笠木を選びました。アルウィトラKATANAは、張り出しが大きく、シャープなデザインが魅力です。ここでは外壁から225㎜張り出しています。徳島県は台風の通り道ですが、耐風圧の試験データもあり、安心して使えました。

アルウィトラKATANA(庵) 断面図(詳細はこちら)

水盤に描き出す深い陰影、間近な視線を意識した笠木

─フラットバー形状の「アーキブレイド」は、どこに使っているのですか。

長谷 小松島市葬斎場の特徴は、最近、増えている家族葬などを考慮して、待合室や告別・拾骨室などを完全分離したユニット型のプランです。葬送の儀式の始まりとお清めの場として、「空の庭」にはふるさとの情景を映す水盤があり、この庭を囲む壁のパラペット天端の一部に、目立たずシャープに陰影を描き出すフラットバー形状の「アーキブレイド」を採用しました。水面に映るしっかりとしたラインデザインを施し、「自然と機能美の融合」を図りました。

─普段の設計のなかで、エービーシー商会の笠木をどのように評価していますか。

長谷 耐風圧や耐久性、施工性といった諸性能の確保は当然として、やはり優れた意匠性が魅力です。「見せる笠木」を追求して、精度の高い工業製品でありながらも、色や温かみのある手づくり感が形に残されています。笠木は、建築をカチッと引き締める建材なので意匠性は重要です。エービーシー商会の営業の方に相談すると、設計の意図を汲んだ製品を提案してくれるので、いつも頼りにしています。

アーキブレイド断面図(詳細はこちら)
空を映し込む水盤に覆われた中庭「空の庭」を囲む壁のパラペット天端には、フラットバー形状の新意匠系陰影笠木「アーキブレイド」を採用 コンクリートの外壁に鋭いシャープな表情を与えるのは、大型飛翔笠木「アルウィトラKATANA」。4種類ある断面形状のうち、ここでは「庵IORI」を採用
写真の中央左が入り口。エントランスホールから先は、家族葬を重視した完全分離のユニットが3列に並び、それぞれに「空の庭」や「光庭」がある
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