デルタ電子が導く産業新次元

世界基準の自動化ライン構築を支援する
「デルタ・スマートマニュファクチャリング」

「TECHNO-FRONTIER2018」デルタ電子ブース
「TECHNO-FRONTIER2018」
デルタ電子ブース

電源とビルや工場のグリーン化、そしてファクトリーオートメーション(FA)の分野で世界をリードする台湾のデルタ電子が、生産ラインの自動化コンセプト「デルタ・スマートマニュファクチャリング」を発表した。

同社は、世界中のものづくり企業を顧客とするFAソリューションのサプライヤーであり、自社で多様な製品を生産するユーザーでもある。世界中の多様な生産現場を熟知する強みを生かし、派手な先端技術の活用だけに頼らない、極めて実践的で効果的な自動化ラインの構築を支援する。


近未来のものづくりのコンセプト「Industry 4.0」の旗の下、生産設備のサプライヤーがIoTや人工知能(AI)を駆使したFAソリューションを提案するようになった。この先駆的な試みを通じて、世界のものづくり企業は重要な知見を学んだ。単にITを導入しても、生産ラインの価値創出も効率向上も実現しないということである。まず、生産現場と製品市場が求める姿を明確に描き、投入する技術を吟味して生産ラインを刷新することが何より大切だ。

「堅実は力なり」

デルタ電子株式会社 Chief Brand Officer 郭珊珊氏
デルタ電子株式会社
Chief Brand Officer
郭珊珊氏

デルタ電子は、クリーンで高効率なエネルギーソリューションを提供しているグローバル企業である。2017年のグループ全体の売上高85億米ドルの巨大企業であり、電源関連の部品や装置を中心とした「パワーエレクトロニクス」、ビルや工場の自動化に向けた装置やシステムを提供する「オートメーション」、メガソーラーなど「インフラストラクチャー」を事業の柱とした複合企業でもある。

同社には、多様な製品を供給するものづくり企業としての顔と、FAソリューションを開発・提供する企業としての顔がある。つまり、FAソリューションを開発することは、自社のものづくりの競争力向上に直結する。このため、先端技術の導入に頼ることなく、常にユーザー視点からFAソリューションの開発に注力している。

「デルタ電子では、ビジネスの競争力強化に貢献できるFAとは何か、常に熟慮して開発しています。新しいアイデアを盛り込んだ生産技術を提供する前に、必ず自社工場でその効果を試し、実践で完成度を高めて顧客企業にお届けしています」と同社 Chief Brand Officerの郭珊珊氏は言う。

競争力の高い生産ラインの構築を目指す時、ITを活用する自動化は強力な武器になる。しかし、それには相応のコストを要し、生産現場での仕事内容を再定義せざるを得ないことも多い。このため、コンセプトの良さだけで最新技術を導入すると、効果が得られないだけでなく、既存の強みさえ失う可能性がある。

デルタ電子の創業者・名誉会長の鄭崇華氏は、「堅実は力なり」と語り、現場に則した進歩の重要性を説く。同社が新たに打ち出したFAソリューションのコンセプト、デルタ・スマートマニュファクチャリングは、こうした同社の姿勢を具現化したものだ。

シンプルな構成で最大の効果

デルタ電子株式会社 モーション・コントロール・ソリューション事業推進チーム 新事業推進室 部長 谷口陽悦氏
デルタ電子株式会社
モーション・コントロール・ソリューション事業推進チーム
新事業推進室 部長
谷口陽悦氏

ものづくりの実践で得た豊富な成果、知識、経験を生かし、現場に即してITと制御技術を融合させて、より高精度、効率的、柔軟な自動生産ラインを構築する。これが、デルタ・スマートマニュファクチャリングの姿勢である。特に、少量多品種生産での競争力を高めるFAソリューションを提供していく。

2018年4月18日~20日に幕張メッセで開催された「TECHNO-FRONTIER 2018」において、デルタ電子はデルタ・スマートマニュファクチャリングの狙いと手法、効果を具体化したデモンストレーションを披露した(下図参照)。デモの題材は、コンベア上に不ぞろいに置かれ搬送される部品をロボットが拾い、組み立てる工場内でよく見かける工程である。

この工程を自動化する場合、運ばれてきた部品をビジョンシステムで見定め、多軸ロボットが組み立てる方法がある。一見、当たり前のFAソリューションであるように思えるが、実は「この工程に高価なビジョンシステムや多軸ロボットが本当に必要なのか、再検討する余地があります」とデルタ電子 新事業推進本部 モーション・コントロール・ソリューション事業推進チーム 部長の谷口陽悦氏は言う。

デルタ電子のデモでは、部品位置のズレを単純な光学式センサーで検知し、比較的簡単なロボットで拾うように自動化した。工夫した点は、コンベアを短く分割し、部品位置のズレに応じて搬送速度を制御し、搬送中に自動整列させる機構を導入したことだ。部品を拾うころには位置を揃えることができる。これによって、ラインの構築コストの削減と、ビジョンシステムを使わないので粉塵や油が飛散する環境へも適用できるようになる。

デルタ電子は、ユーザー目線からの工夫を盛り込んだFA機器を開発し、効果的なFAソリューションに仕上げている。デモでは、モーション・コントローラーが不要な位置制御機能を内蔵したACサーボシステム「ASDA-A2」をコンベアの制御に、ロボット制御に必要な機能を搭載したロボット・コントローラー「ASDA-MS」をSCARAロボットとパラレルリンク・ロボットを用いた、シンプルな自動化システムを構築した。

日本のものづくり企業には、複雑な工程を擦り合わせた効果的な生産ラインを構築する技術がある。そしてデルタ電子には、大量の製品を迅速かつ低コストに生産する世界での厳しい競争を勝ち抜くための技術がある。双方の技術が融合すれば、高い競争力を持った生産ラインが生まれることだろう。

シンプルなシステム構成で生産ラインを効果的に自動化
シンプルなシステム構成で生産ラインを効果的に自動化
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デルタ電子

お問い合わせ
東京都港区芝大門2-1-14
TEL:03-5733-1111
URL:http://www.delta-japan.jp/

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